皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。しかし怖いですね。あの国が六回目の核実験を行いました。当初、今月9日の記念日にやるのではとの予想でしたが。今日とは。では、9日には何をするのでしょうか。今、沖縄地方、遠雷が鳴り響いてますが、これが核兵器だったらどうなるのかと、稲光を見ながら考えさせられました。平和が一番。では、本題へ。
今回、医師のストライキが住民の死亡率に影響するかを調べた研究についてみてみましょう。
1976年に米国カリフォルニア州で医師らは5週間に及ぶストライキを行いました。
この間、救急医療以外の医療サービスを休止しました。
でもこの期間の州住民の死亡率は低下していました。
1983年にはエルサレム市内の約7割の医師によってストライキが行われました。
でも死亡届の分析では死亡率の増加はありませんでした。
1999年のスペインにおける若手医師のストライキでも死亡率の増加はありませんでした。
2003年にクロアチアで4週間行われたストライキでは、ほとんどの医師がストに参加しましたが、死亡率の増加にはつながっていませんでした。
この港、工事ばっかり
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