皆様こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。沖縄は今日、ウークイです。一昨日、旧暦の七月十三日、ご先祖様をお迎えして朝昼夜、お供えをしてもてなした後、十五日(十六日のところもあります)。グソー(あの世)へお帰り頂く日です。杖の代わりのさとうきび、あの世のお金のウチカビを燃やしたりします。お盆が過ぎると、ようやく秋に向かう沖縄です。では、本題へ。
医師のストライキ中に唯一、死亡率の増加をみたのは、2010年の南アフリカで行われた20日間のストライキでした。
しかしながら、このときのストライキでは、人口550万人のエリアでただ1つの病院のみオープンしたままにするというもので、他の病院は救急医療も含めて、全ての医療サービスを休止していたというものでした。
まとめると、これらのデータに共通していることは、先進国で行われるストライキは、救急医療を提供している限り、死亡率を増やすことはありませんでした。
医療行為で死亡リスクにつながるようなものとしては、手術や薬剤投与、検査があります。
予定手術には、偶発症として一定の割合で死亡リスクがあります。
薬剤投与では、アレルギー反応によるアナフィラキシーやポリファーマシーによる副作用リスク増加、そして薬剤相互作用による有害事象などがあります。
この工事はいつ終わるのでしょうか
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