東日本大震災から4年の歳月が経とうとしています。
あの時、何かしなければと止むにやまれぬ思いでスタートしたエールの贈本活動は
主婦の私達の身の丈に合った長く続けれる活動を模索しながら、被災地の母子との丁寧な
繋がりを大事にしながらこの4年間毎月活動し続けることができました。
今震災後の6月から贈り続けてきたその本の積み重なりは1483冊になり、
それは私達の活動を支援してくれている皆様の美しい真心の織物のようにも思えます。
双方の交流に沢山の感動を頂く私達は、そのつなぎ役をさせてもらっていると思っています。
昨年3月、宮城県山元町に私達が読み聞かせに訪問した時、案内して下さったI先生が語ってらした
「このまま復興しないのではないかと希望が無くなることが一番辛い」との被災地の叫びのような言葉が今でも忘れられません。
『希望』! 人が頭を上げ生きるためには欠かさざるべき希望の心。
エールの小さな小さな活動が誰かの支えになり、『希望』になることを願いながら
5年目もまた誠実に丁寧に贈本活動をして参ります。