エール・チャイルド贈本企画 ☆震災で被災した子ども達に☆

東日本大震災で被災した子供たちに心の復興支援を目指し、有志で絵本児童書を贈る活動は10年目の2021年4月に終了。

ビューティーフェスタin東京2015で絵葉書販売

2015年11月14日 | 活動報告/日記
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11月14日、今回で3回目になりました『ビューティーフェスタin東京』への参加。

主催者のCLE協会様のエールの活動へのご賛同によって毎回販売ブースをご提供頂いております。

エールの絵葉書の色彩も素晴らしいとカラー溢れる会場で気持ちよく絵葉書販売をさせて頂きました。

お客様の層はきれいなものが大好きな見渡した感じでは子育てもお仕事も頑張っている最中の

30代40台の元気な女性が多く参加されています。お互いに交流を楽しみながらワイワイ賑やかなイベント空間です。

エールの絵葉書もリピーターの方が楽しみに買ってくださることにも感激します。

今回は更に先日訪問した宮城県山元町の工房地球村さんで製造している山元町の特産イチゴを使った

いちごジャムやいちごサンドクッキ-などのお菓子も販売しました。

もちろん女子には美味しいお菓子たちも大好評であっという間に完売しました。

 

多くのお客さまにエールの活動を知って頂き、そのうえで気に入った絵葉書をご購入、

ご支援頂けることは本当に私達にとっても嬉しいことです。今回は新たな取り組みとして

山元町の工房地球村の活動も紹介し、物産を販売しました。

このことで実際に行き感じた被災地のことを自分の言葉で語れたことも大きな収穫だったと思います。

このような場を頂き本当に感謝しています。(K)

 

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宮城県山元町訪問報告

2015年11月08日 | 活動報告/日記

2015年11月5日、宮城県亘理郡山元町に2度目の訪問をしました。

車で山元町へ向かう道の海側はこんな風景が続きます。

土を掘る作業する重機はポツリポツリと見えますが、一年半前とあまり変わらないよう。

山元町の特産いちごを復活させた『いちごハウス』がみえます。

山元町北保育所に絵本を20冊贈本しました。三角園長先生と保育士の阿辺さんと。

 

工房地球村(山元町共同作業所)で作られたいちごジャムやクッキーを購入(エールのイベントで販売するため)。

工房担当者の小泉さんにも再会。山元町の復興の様子を詳しく伺いました。カフェ地球村の大友さんとも。

 

山元町南保育所で読み聞かせ。『そらにかくれたおひさま』『へんなどうつぶ』『トックトック』

『みんなおやすみ』『ひとまねこざるときいろうぼうし』などを3人で読みました。

贈本した19冊をみんなで喜んで手に取り、賑やかな読み聞かせタイムでした。

伊藤園長先生にも子ども達の様子、これからのことを伺いました。

復興がやっと進みだした山元町に約一年後には線路が開通し、山下駅ができます。

そのまわりに公団住宅、児童支援センター、保育所ができ南と北の保育所は一緒になるそうです。

絵本を贈っているご家族Kさんの南保育所の隣の仮設住宅にもお邪魔させて頂きました。

大所帯だった仮設住宅は今少しずつ移転される家族が増えているそうです。

一年後私達が伺う頃には随分山元町の風景が変わっていることでしょう。

今後地元の産業が栄え、地元の人や子どもを抱える家族が沢山戻ってこれますように。

多くの方の真心に支えられての私達エールの子ども支援活動。

そのご支援を子ども達の成長のために有意義に確実にお届けしたいと願ってきました。

震災からまもなく5年目を迎えようとする被災地では建物などハードの部分が徐々に整ってきています。

私達の支援もどのような形がよいのか、求められる支援も変わってきているのではないかと模索してきました。

今回訪問し現地の沢山の方のお話を伺ったことで気が付いたことは、皆さん一様に危惧されていることはハードが整ってきても

一度根底から崩された地域コミュニティー、家族にとってあまりにもなくしたものの大きさに心がその変化に追いつかないこと。

まだまだまだまだ本当の復興はこれからなんですということでした。

こういう切実なご様子を伺うにつけ、私達が関わっていることは本当に何かお役に立てているのかと自問せざる負えないのですが、

やはり私達のできることは立ち上げの時の心と変わることなく子ども達の健やかな成長を願いながら子ども達によき本を手渡し、

ご家族と繋がり続けていくことと考えます。

これからのエールの活動は今まで繋がってきたご縁も大事にしながら、新たに山元町の子ども達の読書の環境にも少しでもお役に立っていきたいと

考えています。(K)

 

 

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