メンバー2人で観ました。
別の映画を観た時に、
満天の星の美しさにひかれて、このフライヤーを手にしたことが、
この映画との出会いでした。
2015年4月、約9000人の犠牲者を出したネパール大地震。
この映画の監督、写真家、ノンフィクション作家・石川梵氏は震災直後、
ジャーナリストとして初めて現地へ入り、ヒマラヤ奥地の震源地・ラプラック村にたどり着きます。
壊滅した村でひとりの少年と出会い、別れ際、
また村に戻ってくること、
この孤立した村の惨状を世界に伝えること、を約束します。
しかし・・・
ネパールへ行く前に話を振っていた週刊新潮での報道はできないことになり、
その後、少年の視点を通したヒューマンドキュメンタリーとして再度掲載を試みたが、
やはり掲載には至らなかった。
そこから、少年の視点を通したドキュメンタリーを映画にすることになり・・・
さまざまなメディアがこの映画を取り上げる中、
週刊新潮3月30日号の巻頭に、
「自然と共生するたくましき村人たち ネパール大地震から2年、」が掲載されました。
石川梵氏は、2011年の東日本大震災の時も写真で伝えており、エンドロールで歌うのは岩手の花巻出身のユニット、はなおと。
ネパールの被災地と東北を結びたいと。
映画上映の後、石川監督のトークイベントと、はなおとの歌を生で聴く機会に恵まれました。
監督の映画完成に至る経緯を聞けたことは、私たちにとって運命的なことでした。
この映画に出てくる少年の妹、プナムの学業支援から発して、
プナム基金を設立し、すでに5人の児童の学業を支えているそうです。
他にもさまざまな支援を続けています。
facebookで支援を呼び掛け、役立てたことを写真でまた、facebookで伝えると。
この映画を観て、様々な感情が起こり、たくさんの感情が動きました。
多くの人に観てほしいと思いました。