エール・チャイルド贈本企画 ☆震災で被災した子ども達に☆

東日本大震災で被災した子供たちに心の復興支援を目指し、有志で絵本児童書を贈る活動は10年目の2021年4月に終了。

世界で一番美しい村

2017年03月31日 | 活動報告/日記

 

 

メンバー2人で観ました。

別の映画を観た時に、

満天の星の美しさにひかれて、このフライヤーを手にしたことが、

この映画との出会いでした。

 

 

2015年4月、約9000人の犠牲者を出したネパール大地震。

この映画の監督、写真家、ノンフィクション作家・石川梵氏は震災直後、

ジャーナリストとして初めて現地へ入り、ヒマラヤ奥地の震源地・ラプラック村にたどり着きます。

壊滅した村でひとりの少年と出会い、別れ際、

また村に戻ってくること、

この孤立した村の惨状を世界に伝えること、を約束します。

 

しかし・・・

ネパールへ行く前に話を振っていた週刊新潮での報道はできないことになり、

その後、少年の視点を通したヒューマンドキュメンタリーとして再度掲載を試みたが、

やはり掲載には至らなかった。

そこから、少年の視点を通したドキュメンタリーを映画にすることになり・・・

さまざまなメディアがこの映画を取り上げる中、

週刊新潮3月30日号の巻頭に、

「自然と共生するたくましき村人たち ネパール大地震から2年、」が掲載されました。

 

石川梵氏は、2011年の東日本大震災の時も写真で伝えており、エンドロールで歌うのは岩手の花巻出身のユニット、はなおと。

ネパールの被災地と東北を結びたいと。

映画上映の後、石川監督のトークイベントと、はなおとの歌を生で聴く機会に恵まれました。

監督の映画完成に至る経緯を聞けたことは、私たちにとって運命的なことでした。

 

 

この映画に出てくる少年の妹、プナムの学業支援から発して、

プナム基金を設立し、すでに5人の児童の学業を支えているそうです。

他にもさまざまな支援を続けています。

facebookで支援を呼び掛け、役立てたことを写真でまた、facebookで伝えると。

 

この映画を観て、様々な感情が起こり、たくさんの感情が動きました。

多くの人に観てほしいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 


今日、5人の子どもたちへ贈りました

2017年03月27日 | 活動報告/日記

  

 

今日は3人で活動しました。

 

 

4月上旬に6才のお誕生日を迎える、宮城県亘理郡山元町のMちゃんへ

『たんじょうび』 ハンス・フィッシャー作を。

『こねこのぴっち』の世界です***

 

 

洞窟、鉱物に興味津津のSくんへ

『地底旅行』 ジュール・ヴェルヌ作 [偕成社文庫]を。

 

Sくんは、すでに、

ジュール・ヴェルヌ作 『二年間の休暇』 [岩波少年文庫]

を楽しんでくれました***

 

こんなふうに、前回贈った本の感想や、近況などから次に贈る本を選びます。

 

 

今日の贈本を加えて、

合計2,051冊(2017年3月27日現在)贈ったことになります*****

 

 

 

 

 

 

 


2017.3.11、贈本冊数は2,046冊に

2017年03月12日 | 活動報告/日記

つばめの杜保育所

 

昨日3.11、

メンバーの一人が宮城県亘理郡山元町の

「つばめの杜 保育所」に10冊の絵本を届けてまいりました。

この保育所は、山元町の北保育所と南保育所を合わせて1つの保育所になって、

昨夏、開所しました。

 

保育所とのご縁は震災の年の夏。

当時、南保育所は津波で被災し、間借りしての運営でした。

友人のつながりで、南保育所にお子さんを預けているお母様とつながり、

保育所に通う数人の子ども達と個々に、

絵本と手紙のやりとりが始まりました。

 

それから3年後、山元町を訪れる機会ができて、

保育所で読み聞かせの場をいただき、

その時から保育所へも、少しずつですが絵本を贈呈しています。

 

この度はこの10冊です↴

 

 


2017.3.11 東日本大震災から6年

2017年03月11日 | 活動報告/日記

 

2011.3.11から6年が経ちました。

6年前の朝、まだ何も知らずに目覚めたな…、

と思いながら、今朝起き上がりました。

 

エール・チャイルド贈本企画の活動も、

この4月で6年が経ちます。

贈本した冊数が2,000冊を超えました。

6年間、毎日約1冊の本を贈って来られたことになります。

 

 

泣いたり笑ったり…

たくさんの出会いが活動を広げてくれました。

本当に本当にありがとうございます。

 

 

原点を忘れないことを心に刻む日でもあります。

今夜、都内で集合して、

これまでの活動を確かめ、

これからの活動のことを話し合います。

 

エール・チャイルド贈本企画はこれからも活動を続けていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


112冊を贈呈しました

2017年03月04日 | 活動報告/日記

久しぶりの活動報告になります。

活動自体は変わりなく続けていますが、ついついブログ更新を後回しにしているうちに今日になってしまいました。

 

昨年秋に宮城県亘理郡山元町を訪ね、

子どもに関連する様々な施設へ行き、

様々な方々との交流を重ねて、

それからエールチャイルドとしての活動を続けています。

この時をきっかけに、準備を重ねてきたことの一つが、

この度の112冊の図書贈呈です。

被災から5年目の昨年、再建し、2学期より開校した山元町立山下第二小学校に76冊。

子ども達が使いやすく設置された本棚は、

まだまだたくさんの空間が目立ちました。

今回は、1冊もなかった岩波少年文庫(一部、福音館文庫)ばかり、76冊を選びました。

↑山下第二小学校、図書コーナー。

 

↑同じく、山下第二小学校、図書コーナー。

 

同じく昨年、オープンした山元町こどもセンターに36冊を贈呈しました。

こどもセンターへは、開所時に233冊の絵本・児童書を贈呈しています(2016.7.15付けブログで報告)

山元町全ての子どもたちが利用できる施設の図書としては、まだまだ揃えたい図書がありますので、

少しづつでも追って贈呈していきたいです。

↑山元町こどもセンター、図書コーナー。