
7月24日(日)に開所予定の宮城県亘理郡山元町の「山元町子どもセンター」に
絵本、児童書、図鑑、合わせて233冊を寄贈いたしました。
「山元町子どもセンター」は、今年12月開通を目指して建設が進められているJR常磐線「山下駅」に隣接しています。
2011年3月11日、大津波の被害に遭った、「山下駅」と「坂元駅」が陸側移設され、同時に開通、再開されます。
同じように被害に遭って現在、内陸側の小学校を間借りしている山下第二小学校も
ここに隣接され、夏休み明け2学期から開校する予定で建設が進められています。
他に、絵本を寄贈させていただきご縁のある、南保育所と北保育所を合併させての新しい保育所も隣接されます。
南保育所はやはり大津波の被害で、震災以降は別の空き施設を改装しての運営でした。
また、児童館の役割として、隣接する山下第二小学校の子どもたちの放課後の児童クラブの場にもなります。
多目的ホール、子育て支援センターの機能を持つ山元町の子育て拠点施設となります。
山元町子どもセンターを利用する子どもは0才~18才。
このたび寄贈する本は、主に0才~12才対象に選書しました。
これまでの贈本企画で贈ってきた本を中心に、小学校の図書室に置いてなさそうな本、
家庭では持ちづらい大型の本や質の高い図鑑など、
学校や病院の図書の選書経験豊富な代官山蔦谷書店のコンシェルジュのアドバイスをいただき、
何度もスタッフの間で話し合いを重ねて、233冊選びました。
幼い子どもから大人まで手に取っていただき、一人でも多くの子どもたち、親子にも良き出会いとなる233冊となりますように。
(清)