演劇知

劇的考察譚

西大島マハラニにて

2010-11-26 20:06:48 | Weblog
海老蔵さんはお酒でよく覚えていらっしゃらなかったようで。

確かにお酒は恐ろしいです。その昔酔っ払い噴水で睡眠したことのあるわたしはその恐ろしさを重々承知しています。噴水に横たわり半分水中半分水上という顔状態。若い時の酒でした。

しかし暴力はいけません。犯人の逮捕と海老蔵さんの回復を心より願います。





さて、西大島にはスワガソというこのブログでも何回も出てくるカレー屋があります。初代スワガソの海老カレーの美味しさに心底やられ、今ですっかりのカレー中毒者です。ヤングジャンプの漫画「華麗なる食卓」でaddicted to curryという表現がされており、お気に入りです。
そのスワガソがリニューアルに伴い店の人間が変わり、店内が綺麗になったのと同様にカレーも大人しくなってしまい残念でした。昔の海老カレーは口の中で海老が暴れるのです。荒々しかったのです。


久しぶりにスワガソに行くと案内しれたのはインド装束のマダム。

あれ、この店に過去女性の姿はなかった。あったすればトイレのドアにはってあったインドビール、キングフィッシャーを持ったインド姉さんキャンギャルのポスターだけ。

そして看板が「スワガソ」→「マハラニ」へ。

内装は全く同じなのに、店名と店主が変わっている!

どうやらスワガソは消滅的に閉店してしまったようです。




マハラニのカレーは優等生のカレーに優等生のナン、普通に美味しかったです。が、荒々しさが欲しいのです。

一方特筆すべきはパニールティッカ。チーズと野菜の串焼きなのですが、これが非常に美味しかった。タンドールで焼いているであろうその味は野菜の良さが全面に出ていました。これは食べる価値ありです。



ニュースから~海老蔵さん負傷で団十郎さん「当人の責任重大」~

2010-11-26 07:02:29 | Weblog
歌舞伎俳優の市川海老蔵さんが負傷し、入院したことについて、海老蔵さんの父親の市川団十郎さんは、25日午後9時から都内のホテルで記者会見を開き「世間様をお騒がせして、申し訳ありませんでした」と謝罪した。(読売新聞)

芸道修行はしっかりしていたが人間修行はなっていなかったという団十郎さんのお言葉が非常に印象的です。

海老蔵さん、前にも同じようなことがあったような。人間の悪癖はたとえ素晴らしい奥さんをもらってもそう簡単には治らないようです。今、三島由紀夫の「仮面の告白」を読んでいますが、悪癖はそう簡単には治らないようです。

麻布で飲んでいて、その後どうやって帰宅したのでしょう。歩いたのでしょうか、またはタクシーか。タクシーならば、その運転手はさぞかし驚いたことでしょう。

 
初代団十郎は舞台上で刺殺されたと聞きます。市川の血、恐るべしです。