演劇知

劇的考察譚

京劇とは

2010-12-11 23:55:32 | Weblog
京劇とは「型」の芸術であると共に「艶」の芸術であると感想を持ちました。宮廷発進の芸能ですから接待の面もあったのでしょう。女性の仕種や表情、衣装まで艶を感じました。そして艶が出ている役者と出ていない役者が一目瞭然。
そして型ゆえに目線が揺らぐと一瞬でその型が崩れる。目線は大事です。

桜美林大学総合文化学群の京劇発表会を見に行きました。





「基本動作・舞の実演」「三岔口」「秋江」「楊門女将」の演目でした。若い人が、短期間で稽古したので、足りない部分は多々ありましたが、それでも非常に良かったです。殺陣も格好良かったですし。実践がしっかり出来ている。


チケット1,000円に対して、移動費が1,800円。恐ろしい。

終演後の教え子菊地祥子さん。




数百万の衣装。格好良い。


見に来ていた同期。



いいですね。


その後多少婦人の会議。来年度のお話。そして阿部恭子の誕生日お祝い。


ニュースから~<今年の漢字>「暑」 清水寺境内で力強く揮毫~

2010-12-11 08:48:11 | Weblog
日本漢字能力検定協会(京都市)は10日、この1年の世相を反映した「今年の漢字」に「暑」が選ばれたと発表した。今夏の記録的な猛暑が主な理由。同市東山区の清水寺で恒例の発表セレモニーがあり、森清範貫主(かんす)が大型の和紙に力強く揮毫(きごう)した。
 はがきなどで過去最多の28万5406票の応募があり、1位の「暑」は1万4537票を集めた。2位は尖閣諸島の領有権を巡って外交摩擦が生じた中国の「中」、3位は不安定な政治や気候を反映した「不」だった。
 森貫主は「体調を崩す人もおり、暑さに苦慮した年だった」と振り返った。和紙は大みそかまで本堂で公開する。(毎日新聞)



以前「問」と予想しましたが、入りゃしない

書いた時にどよめきと共に笑いが起こりました。年末に向けて色々問題が起こったのに「そう来たか」という笑いでした。

チリの落盤事故の地下の暑さ、はやぶさ帰還の大気圏の暑さも意味合いに込められていると。しかし、文字自体に想像性が弱いと思うのでした。

想像性、例えばは弱いがは深い。