演劇知

劇的考察譚

ニュースから~進学塾の小学校、来春開校「中学受験に」 名古屋~

2012-01-11 23:30:11 | Weblog
愛知県私立学校審議会は21日までに、愛知、岐阜両県で展開している進学塾「名進研」を母体とする「名進研小学校」(名古屋市守山区)の来春の開校を認めた。男女共学で、入学定員は3クラス90人。来春は3年生までの計270人を一括して募集する。名進研グループの学校法人「名進研学園」が設立準備を進めていた。

 担当者は「塾に行かなくても、小学校の授業だけで私立中学に合格できる学力を身につけられる」と話している。名進研によると、教壇に立つのは、教員免許を持った塾講師や私立中学の教員経験者ら。全学年で全教科を担任が教える公立とは異なり、3年生以上は教科別に専門の教員が教える。授業数も公立より1345コマ多く設けるという。

 一方、審議会は、不登校になった中学生を受け入れる「星槎名古屋中学校」(名古屋市中村区)の来春開校も認可した。(msn)



学力の二極化、学校経営の特殊化と専門家に分析されていた。個人的には韓国の受験状況のように一部が加熱していくことに対して危機感を覚える。親を殺害し、相当期間遺体と共に過ごした男子学生のニュースが記憶に新しい。勉強は当然必要であり、それと同時に心の成長、人格形成にも力を注ぐべきであろう。名進研小学校では能舞台や厩舎が設備されているとのこと。ハードだけでなく、ソフトの面でも充実していて欲しい。しかし、小学校の段階から能や乗馬をたしなむとはなんとも大人びた子どもになりそうだ。子どもらしさが何かと言われれば大変に難しい問題なのだが。