演劇知

劇的考察譚

ニュースから~「パクった」「飲酒運転」…学生、悪のり投稿~

2012-02-08 23:38:57 | Weblog
 会員制交流サイト「フェイスブック」や、簡易投稿サイト「ツイッター」などのソーシャルメディアに、大学生が自身の盗みや飲酒運転などの違法行為を書き込む「告白」が相次いでいる。
 実名からポーズ写真まで自ら公開する学生もおり、専門家は「目立ちたい一心で安易にネット投稿している」と指摘する。所属大学が批判されるケースもあり、関西学院大がソーシャルメディア利用の6か条をまとめるなど、各大学は学生への指導に乗り出した。
 「(バイト先のハンバーガー店で)無料券500枚パクった(盗んだ)なう」
 関西の私大の男性学生が昨秋、ツイッターで大学・学部を名乗り、ハンバーガーチェーン店が発行する無料券を盗んだとつぶやいた。
 「大泥棒現る」と題したネット掲示板ができ、「捕まれ」などと非難が集中。学生がフェイスブックに載せていた顔写真が掲示板に流出した。
 未成年の関西の私大学生は「久しぶりにめっちゃ酔った。帰りの飲酒運転(チャリ)やばかった 笑」などと、酒を飲んでいる写真とともにネット投稿した。大学名と実名入りで、外部から指摘を受けた大学は学生に注意。学生は「大ごとになるとは思わなかった」と話したという。(読売新聞)


ネットの進化はかつてはパーソナルなエリアであった区域さえもパブリックエリアとして存在させる。結果として自己顕示欲の暴走といったようなことが起こる。今回のことも、他者を誹謗中傷するコメントも、自己批判のコメントも全ては自己顕示欲の暴走であると思う。
ネット使用の授業も有効ではあるが、それ以前に自己内面の倫理、道徳心の在り方から学ぶことが求められるのではないか。

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