横道世之介 → 最後の息子 → 次に 悪人を・・と思ったのだけど、
「これ、映画化するんだっけ」 と、手に取ったのがこの本。
(映画は2月公開、藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介、の5人が主演。・・・この役者さんたちなら、観に行こうかな。監督は行定勲さん)
5章からなる物語で、登場人物がそれぞれの視点から自分の、そして5人の共同生活の話を語ってゆきます。お気楽そうな大学生の男の子視点から物語が始まり、都会に住む若者たちの青春小説風に読めていくのですが
少しずつ、じっくりと
ぞっとするお話です。
昨夜一晩で読みきり、もう一度読み直すつもり・・・違う怖さが見えてきそうだから。
一番不安定そうなサトル・・・性格も生活も・・・の登場で、4人が意識的にも無意識的にも表面化させてこなかったことが、徐々に顕わになってくる。皆が知っていて知らないことにしていた「あること」以外の、それぞれの距離感、薄幕のようなものの存在。
自らの在り方がどんなものなのか。どうあるべきなのか。それとも、本当に自分というものは「在る」のか。
・・・読み直さなくちゃ
「これ、映画化するんだっけ」 と、手に取ったのがこの本。
(映画は2月公開、藤原竜也、香里奈、貫地谷しほり、林遣都、小出恵介、の5人が主演。・・・この役者さんたちなら、観に行こうかな。監督は行定勲さん)
5章からなる物語で、登場人物がそれぞれの視点から自分の、そして5人の共同生活の話を語ってゆきます。お気楽そうな大学生の男の子視点から物語が始まり、都会に住む若者たちの青春小説風に読めていくのですが
少しずつ、じっくりと
ぞっとするお話です。
昨夜一晩で読みきり、もう一度読み直すつもり・・・違う怖さが見えてきそうだから。
一番不安定そうなサトル・・・性格も生活も・・・の登場で、4人が意識的にも無意識的にも表面化させてこなかったことが、徐々に顕わになってくる。皆が知っていて知らないことにしていた「あること」以外の、それぞれの距離感、薄幕のようなものの存在。
自らの在り方がどんなものなのか。どうあるべきなのか。それとも、本当に自分というものは「在る」のか。
・・・読み直さなくちゃ