Dear Happy Days*

何気ない毎日に
しあわせいっぱい探そう♪

チョコレート工場の秘密

2006-04-11 | 読書ノート
チョコレート工場の秘密 ロアルド・ダールコレクション 2

評論社

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ガラスの大エレベーター ロアルド・ダールコレクション 5

評論社

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久々に童心に戻って、ファンタジーを読みました♪
昨年映画化された「チョコレート工場の秘密」と
その続編「ガラスの大エレベーター」です。

昨年、英語版の「チョコレート工場の秘密」を読もうとトライしていたのですが
途中ですっかり忘れてしまい、そのままになっていました。
友人が、日本語の「チョコレート工場」とその続編を持っていて
貸してくれたので、さっそく読ませてもらいました。(ラッキー♪)

読みながら、チョコレートの香りが想像できてよだれが・・。
また、子供向けの物語なので、少々教訓めいていますが
それはそれでブラックユーモア的で楽しく、
リズミカルな詩がとてもおもしろいです。

この本は、イメージを膨らませるだけでなく
味覚や臭覚まで動員して読み進めていく感じなんです。
こんな工場が実在したら、楽しいだろうな・・
チョコレートの川を舟で渡ってみたいし、
ワンカさんの作ったチョコを味わってみたい!
ア~!!チョコが食べたい!でも太る!ジレンマだ~!!

「ガラスの大エレベーター」はワンカさんから
チョコレート工場の後継者として認められたチャーリーと
その家族のその後を描いているお話で、
ワンカさんの工場に向かうエレベーターのトラブルで
なぜか宇宙に飛んでいってしまうというストーリー。
そこで宇宙人と闘うシーンありーの、
アメリカが打ち上げた宇宙ホテルをめぐっての
アメリカ大統領との交渉ありーの・・
実際あり得ない話ですが、
こうして頭の中でいろいろな事を空想したり
想像したりする瞬間って、結構楽しいかも!


今日のお弁当♪
★そぼろご飯
(錦糸卵・いんげん・牛ミンチのソボロ)
☆小松菜のじゃこ炒め
★ポテトとウィンナーのマヨネーズ合え
☆わかめときゅーりの酢の物
★エリンギのベーコン巻き
☆枝豆
★ネーブルオレンジ
☆プチトマト&かまぼこ




Web進化論・グーグル完全活用本

2006-04-05 | 読書ノート
ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる

筑摩書房

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グーグル完全活用本

三笠書房

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最近私はひたすら、インプット状態に陥っています。
つまりひたすら入れる・・
養老孟司さん著作の「バカの壁」の中に書かれているように
人間はインプットとアウトプットを繰り返し、
調整しながらバランスを取っていることが、なんとなくわかるような気がします。
そして今はひたすらインプット状態の私です。
もう少しすると、アウトプット活動に入るかも。
創作、創造活動・・「作り出す・生み出す」ってとこかしら・・。
ん?ブログ書くこと自体がアウトプットかな?
まぁなんでもいいや!

・・で、インプット状態の私が最近出合った本達です。
まずひとつめが「Web進化論」
夫の持っていた本を横取りして?読みました。
グーグルとはナンゾヤ?という所から始まって
Web自体が進化し、主導権は「こちら側」から「あちら側」へと
変化していること、
オープンソースの提供により、
様々な所でよりよいものへと進化していく連鎖という反応、
新しい可能性を多量に秘めたWeb.2.0の存在、
アマゾンのロングテールの開拓、ブログの効用・・
うーん、とっても!とってもワクワク!ゾクゾクしてきました。
というか興奮してきました。

ふたつめが、じゃあ、グーグルを使いこなしてみましょう!ということで
「グーグル完全活用本」です。
この本は、グーグル検索をサポート&提案する手引き書のようなもので
多量な情報の中から効率のよい検索の仕方を重点的に記しています。
中でもグーグル・マップサテライト機能による航空写真は
うっそー!すごい!・・とパソコンの前で叫んでしまうほどでした。

私は今までエクスプローラーを立ち上げると
デフォルトでヤフー画面に設定されていたので
ヤフーでしか検索していませんでした。
トップページが賑やかで楽しい、
そして特に目的がなくても、項目をクリックするだけで
新たな情報を知り得るということで、なんとなく利用していました。
そして、グーグルのなんの変哲もないシンプルな検索ボックスを敬遠していたのです。
が、あらかじめ調べたい内容、得たい情報が決まっている場合、
グーグルの方が断然情報量が多いし、確かだし、
自分が得たい情報にいち早くたどり着くことができる・・みたいです。
まだまだ使いこなせませんが、これは目から鱗状態でした。



李陵・山月記~中島敦

2006-03-27 | 読書ノート
李陵・山月記

新潮社

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今日は、シブイ渋い本のお話です。
息子(この春より高二)の春休みの課題図書の一冊に
中島敦著作の「李陵・山月記」が指定されています。
中島敦?誰?それ?・・という感じで
お恥ずかしいことですが、
私は今の今までそのような作家さんを知らず・・
新潮文庫から出版されている、めっちゃ渋い感じの表紙の文庫本を
手にしたのです。

まず1行読んで「?」
2行読んで「??」
頑張って3行読んで「???」
なんじゃこれ?さっぱりわからん?
というか、これって何語?
古典でもなく、漢文でもなく、かといって現代文でもなさげ・・。
それにしても、1行読んで挫折しそうな本
・・ちゅーのも生まれて初めてだワ。

結構本好きの私でも、数秒で嫌気がさすぐらいなので
本嫌いの息子はますますテンションが急降下。
本離れ傾向の高校生にこんな本を読め!という国語教師もどうかしている。

これじゃ、さらに本嫌いが進むー!

どうせなら、なんでもいいから興味を持った本を一冊読んで感想を述べよ!
という方が、それをきっかけに本を読み始めるかもしれない。
どうしても指定したかったら「国家の品格」(藤原正彦)などいかがなもんでしょう?
(誰に提案しているの??)
とても読みやすいし、今の日本に欠けているものや
日本古来の伝統や日本人として、どのように世界と関わっていくかということが
とてもわかりやすく書かれているので、私はお勧め♪

それはさておき・・ちょっと話はそれてしまったけど、
最初に戻って、「李陵・山月記」のお話。
今度は夫がパラパラめくって、
「注釈を参考にしながら、読めば良いんじゃない?」と提案。

ふんふん、注釈ね・・。

文末の注釈を見ていくと、なんと、この本の3分の1ぐらいが注釈なの。
つまり、文章の言葉の中ににたくさんアスタリスクマーク「*」があって、
その*マークにそれぞれ注釈が文末に書かれているわけ。
それを交互に目を忙しく動かしながら、読んでいくと
話の内容がわかってきた!
要するに「訳がわからない!」と理解できなかったのは、
古代中国の地名であったり、中国独特の言い回しやことわざ
ものの名前だったのです。
そこさえ説明してもらえば、話はとてもわかりやすく、
むしろおもしろい!
いろいろな事が奥深く象徴されているような
寓話っぽい感じの話でした。

なんでもそうだけど、最初の思いこみで「ダメだ」と早くにあきらめてしまうのではなく、
ちょっと見方を変えたり、やり方を違えてみる
思わぬ解決法が見つかったりするものですよね。
今回で言うと、最初なんだかわからない難解そうな?文章が
注釈を交互に見ていくと、
モヤがかかった空がすっきりと晴れ渡るように
内容を把握することができました。
なんだかそれがすごく嬉しい!と思った私でした。

息子?息子はまだ読んでいません。
どーするんでしょう、この本との対決!


「愛と死をみつめて」~ミコさんからのメッセージ

2006-03-23 | 読書ノート
愛と死をみつめて ポケット版

大和書房

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若きいのちの日記―「愛と死をみつめて」の記録

大和書房

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「マコ、甘えてばかりでごめんね。ミコはとってもしあわせなの。」

私が幼き頃、母がこの歌をよく口ずさんでいたことを覚えています。
なんとも淋しく、悲しくなるようなメロディーで、
私はあまり好きではありませんでした。
これはその当時放映されたドラマ「愛と死をみつめて」の主題歌だったそうで、
私は最近まで、その時流行ったフィクションの恋愛ドラマだと思っていました。

しかし、これはれっきとしたノンフィクションです。
阪大病院で、軟骨肉腫と呼ばれる難病のために、左半分の顔を失い、
短き命を生きようとする大島みち子さんと、
そういう彼女を受け止め、愛し、心から支えた河野実さんの
文通を通しての3年余りの間の純愛の記録です。
今、何十年という時を経て、
リメークされた「愛と死をみつめて」(広末涼子&草なぎ剛がミコ&マコ役)
がドラマ化された事に大いに興味を持ち、
是非本書を読んでみたいという欲求にかられた次第です。

母から聞いた話ですが、
マコさん(河野実さん)がみち子さんの死後、
数ヶ月でこの本を出版し、まもなく結婚までしてしまった・・
ということから、マスコミからの非難が絶えなかったそうです。
また、当時この本がベストセラーとなったために、
「2人の清い交際を売り物にして、印税でお金儲けをしている」とか、
「結婚は、亡くなったみち子さんへのうらぎり行為である」とされ、
世間のマコさんへの風当たりはとても厳しいものだったようです。

しかし、実際この手記を読んで、
それは大いに間違いであることに私は気づきました。
みち子さんは、マコさんへの手紙の中でこう語っています。

結婚に関しては、

「マコ、万一の場合、男らしくあきらめて、
また新しい人生の幸せを探して下さい。
マコを幸せにしてくれる人を一生懸命さがして
うんと幸せな家庭を築いて下さい。」


と書かれています。
そして、ドラマの中でマコさんと結婚した奥さん(小雪)がマスコミに語ったように、

「私も、実さんも、そしてみち子さんも、
誰かの支えがなければ、生きてはいけない弱い人間なんです。」


というセリフにも主張があるように思います。
残された者は、生きていかなければならない。
どんなに辛くても、生き抜かなければならない。
マスコミは、一生マコさんに、みち子さんの思い出だけを背負って
独身を貫けとでも言うのでしょうか?
人間は弱い者です。
弱いが故に、誰かを愛し、
お互いを支え合いながら生きていくのではないでしょうか。
そんな事もわからない、当時のマスコミに憤りを感じます。

本の出版に対しては

「(中略)こんな愛情も存在し得るのですと証明するのに、
本にすることは役立つかもしれません。
(中略)私は~マコのようなすばらしい愛を持った男性がいることを
世に知らせたい~」


とあるように、本を出版することは生前のみち子さんの希望でもあったことが
伺われます。
また、本を出版することによって、希望を与えられ、
力づけられる人もいるであろうことも述べられています。
ベストセラー云々は、あとからついてきた、あくまでも結果でした。

人はマスコミの報道や人のうわさに惑わされやすい傾向があります。
そして憶測や思いこみで、人を判断したり中傷したりします。
それはとても罪深いことであるし、悲しいことだと思います。
物事を鵜呑みにするのではなく、
真実を知ること、知ろうとすることが大切だと思いました。

「生活については、常に満足せよ。
しかし、自分自身については、満足するな」(G.J.ネーサン)


これは、みち子さんが自らの日記に記したG.J.ネーサンの言葉です。
変えられない環境や生活に対しては、感謝の気持ちを持ち、
自分自身に対しては、いつも満足することなく向上していく努力をする。
とても深く心に残るメッセージでした。

また以下のようにも記されています。

「マコ、こまったときこそ、じぶんがいきていることにかんしゃし
じっくりかまえましょう。」


「苦しみのない人は喜びも小さいと思うのです。
健康な人が健康がありがたいと思わないのと同じように、
いつも幸せな人は幸せというものをかんがえないでしょう。
私はどんなちっぽけな幸せや喜びでも大事にしたいと思うのです。」


「私たちは身近にあるものを、あまりに遠くかけはなれたところでさがしている。」

長い年月を経て、みち子さんから受け取ったメッセージの数々・・
深く心に刻んで、人生を歩んでいく上での指針としたいです。




ダ・ヴィンチ・コード

2006-03-18 | 読書ノート
ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット

角川書店

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めっちゃ、おもしろい!はまる~!

ダン・ブラウン作の「ダ・ヴィンチ・コード」の文庫本が発売されました♪
昨年、単行本が出版された時に、図書館で予約をしていて
もう半年以上待っているのに、一向に自分に廻ってこず・・
5月20日には、トム・ハンクス主演の映画がロードショーされるということで
もう我慢できず!?文庫本発売と共に買ってしまいました。

今まで、外国版のミステリーは苦手で、
(カタカナの名前が覚えられない・・
ほとんど読んだことがなかったので、
この本も果たして読み切れるかどうか・・

でも、すっかりはまってしまったんですよねー!
おもしろくて、ぐいぐい引き込まれてしまいました。
でも、人によって読後感はかなり違うと思います。
この本が自分にとっておもしろいかどうかということは
美術、キリスト教、中世世界史に対する興味に比例するかも。

ストーリーはとてもよく構成されていると思います。
「最後の晩餐」の秘密は、ゾクゾクするほどの興奮を覚えました。
キリストの生涯、マグダラのマリアの存在、聖杯伝説の謎、
ひとつひとつの要素がパッチワークみたいに構成されていて
ひとつの作品を作り上げている感じです。
ただ、最後のエンディングが少し期待はずれでした。
どちらかと言うと、エンディングに導く過程が楽しく、おもしろい作品だと思います。

もっといろいろ書きたいけれど
あまりにもスケールが大きすぎて、私には表現できません。
うーん、ミステリーっておもしろいかも!

藤原正彦の本

2006-03-16 | 読書ノート
若き数学者のアメリカ

新潮社

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藤原正彦さん著作の本にはまっています。
彼の最新新書「国家の品格」はベストセラーとなり、
ここ数週間ずっとランキング1位を獲得しています。
話題の本は、できるだけ読んでみたい!というタチなので
昨日、この本も書店を3軒はしごしてやっと見つけてきました。

でも今日はこの本に対する感想ではなくて、
数学者の藤原氏が1970年代にアメリカの大学に
期限付きの助教授として赴任した時のことを描いた、
「若き数学者のアメリカ」についてです。

時代は今から随分さかのぼる話なので、
現代のアメリカとは多少社会構造、経済状況、そして大学のシステム、
教授や学生の質は異なっているかもしれませんが、
とてもおもしろく読ませて頂きました。

また、アメリカという国、アメリカ人という種族、
そこで出会った人々とのふれ合いが
たった1冊の本に、これほど端的にわかりやすく書かれているなんて
少し驚きです。
数学とは無縁の私ですが、違和感なくのめり込んだ・・という感じです。

驚いたのは、数学者でありながら、文章表現の豊かなこと!
実に文学的、情緒的で、
あらゆるイマジネーションが五感を駆けめぐっていきました。
またアメリカで生活することによる、独特の劣等感、
その裏返しの優越感、日本への哀愁・・
数え上げたらキリのないぐらい、豊かな内容が
著者のユニークな人柄が滲み出る文章で描かれています。

後から知ったことですが、著者藤原正彦氏の父は
あの有名な作家、新田次郎さんであり、
母は藤原ていさんでした。
藤原ていさんも、確か本を出版されています。
どうりで、文章が美しい筈です。
想像力が掻き立てられるような表現であるはずですね。

また、著者が結婚後、婦人と子供を連れて、
イギリスのオックスフォード大学に赴任したエピソードを語る、
「遙かなるケンブリッジ」も、おもしろかったです。
ただ、私の中では、「若き数学者のアメリカ」の方が
数倍心に残っているのは、否めません。

遥かなるケンブリッジ―一数学者のイギリス

新潮社

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ウォーキング&ジョギング♪

2006-02-25 | 読書ノート
走って、食べて、ヘルシーライフ!

PHP研究所

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谷川真理のランニング・フィットネス

学習研究社

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この頃、ウォーキングを楽しんでいます。
私のウォーキング時間は、子供・夫を送り出したあと、
7時30分~8時30分まで
毎日約5キロほどを早めの速度で歩きます。
朝のウォーキングはとても気持ちいいです。
季節の移り変わりや、空気の流れを肌で感じられますし
いつも決まって出会う人もいます。

なぜウォーキングかと言うと、
どうも昨年末から今年にかけて、体力が低下し
抵抗力が弱まり、それゆえに体のあちこちに不調が起こりました。
かぜは引きやすいし、疲れやすいし
いったいどうしたことか!
・・ということで体力をつけるために
ウォーキングを始めることにしました。

もともとウォーキングは好きなので、続けられそうです。
今は歩くだけで精一杯ですが、
慣れてきたら、合間にジョギングも加えてみよう思ってます。
そこで、「体にいいこと始めよう~!パート2」で出会った本、
谷川真理さんの「走って、食べて、ヘルシーライフ」です。
この本は、マラソンランナーの谷川真理さんが
ジョギングの楽しさをわかりやすく解説付きで教えてくれています。
最終的にはマラソンに参加することを提唱していますが、
とにかく、ジョギングも結構好きなので
少しずつ楽しんでみようと思います。

ただ歩くだけ、ただ走るだけではつまらないので、
音楽や英会話を聞きながら、
そしてカメラで風景の写真を写しながら
(この場合はウォーキングに限りますが・・)
楽しむ計画も立てています。


生ジュース・ダイエット健康法

2006-02-11 | 読書ノート
フルーツで野菜で!生ジュースダイエット

講談社

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生ジュース・ダイエット健康法

講談社

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体にいいこと、始めよう~!!
・・ということで、出会った本が
ナターシャ・スタルヒン著作の生ジュース・ダイエット健康法
そしてフルーツで野菜で!生ジュースダイエットです。

食物に含まれる酵素を、熱を加えず生のままで摂取することによって
消化酵素の無駄遣いを避け、体内で作られる酵素のパワーを
存分に利用して、体のすみずみの代謝を活発にする
という、ホリスティック(全体的・包括的)栄養学に基づいています。

酵素って何?ということになりますが、
酵素とは、人間が生きていくための源
細胞間で、さまざまな反応を起こしながら、
タンパク質の合成、エネルギーの生産、老廃物の処理・排泄
その他にもさまざまな代謝に深く関わっているものです。

で、なぜ生ジュースかというと、
野菜や果物に多分に含まれている酵素というのは
熱を加えることによって(およそ摂氏48度)栄養素が死滅しますが
生で食べることによって、酵素をたくさん摂取することができます。
しかし、この栄養素は、固いセルロースと呼ばれる膜で覆われているため
よほどしっかりかみ砕いて食べなければ得られないということと、
多量の果物・野菜を摂取しなければなりません。
しかし、ジューサーでしっかり栄養のエキスのみを抽出すれば
コップ1杯~2杯で、軽く摂取することができるのです。
それにより、消化酵素の無駄遣いを避けることができ、
体内の酵素の最大限の活用が期待でき、
人間の本来持っている機能がうまく働きだし、
体内代謝が行われ、
それが結果的にダイエットへとつがるという仕組みです。

この本によれば、「食物はできるだけ生のままで、熱を加えないで食する
という原理になっています。
体の機能は、いろいろな要素が組み合わせれて、総合的に作用するので
このホリスティック(総合的)栄養学ということに、
私はこの頃少し興味を持ち始めました。

体の一部が調子が悪いから、そこをどうにかしよう・・というのではなく
栄養学的な見地から、体全体の機能を最大限に活躍させるということに
賛同できます。
こうした事を、普段の生活の中に少しずつ取り入れ
健康に年を重ねていけたらいいなぁーと思います。

上記のナターシャ・スタルヒン著作の書籍、
「フルーツで野菜で! 生ジュースダイエット」と「生ジュース・ダイエット健康法」は
内容的にかなり重複する部分がありますので、ご注意を!

ターシャの庭

2006-02-08 | 読書ノート

ターシャ・テューダーさんの本を手に入れました。
「ターシャの庭」です。
アメリカ、バーモンド州の山奥を切り開いた土地は30万坪。
ちょっと想像できないですね。
そこに愛情を込めて丹念に手入れされたターシャさんの庭があります。
現在93歳である彼女は、絵本作家でもありますが、
長年この土地で、自給自足の生活を送っています。
自然をこよなく愛するターシャの庭には
季節毎にそれぞれの花が絶え間なく咲き乱れ
見る者を飽きさせません。
それは、それぞれの花の特徴を生かして、あくまで自然です。
オールカラーのこの写真集は、見ているだけで
心が豊かになり、癒されていくのを感じます。

実は、これはJCBのポイントを貯めて、交換したものです。
3000円近くするものなので、普段自分では絶対に買えない本を選びました。
ターシャさんの写真集はこのほか、
「ターシャの家」・「ターシャ・テューダーの言葉」etcの他、エッセイ集、イラスト集も数々あります。
ご興味のおありの方は、どうぞご覧あれ♪

ターシャの庭

メディアファクトリー

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「功名が辻」

2006-02-01 | 読書ノート
●山内一豊の妻・千代
この頃、はまっているものがあります。「功名が辻」の主人公山内一豊の妻、千代に惚れ込んでいます。
NHK大河ドラマで、その千代役を演じている仲間由紀恵さんも、とても魅力的です。それに、なんといっても、一豊役の上川隆也さん!かっこよすぎです。この人の実直そうな目がとても好きです。

歴史ってあまり興味がなかったのですが、戦国時代は昔からなぜか興味があり、この「功名が辻」もまちがいなく私の中で大ブレイクしそうです。
人間の根底にあるものは、今も昔も変わらないような気がします。そして、欲望、喜び、悲しみ、生のはかなさ・・全部現代にも通じるものがありそうです。
また、夫を支え、励まし、時には操る?妻の姿も大変共感できる所があり、おもしろいです。
おちゃめで機転が効き、常に世の流れに敏感で、
賢く、夫・一豊を出世させていく千代の姿にワクワクしています。
いわば、私はその哲学(夫を出世させる)を学ぼうという下心丸出しで
今、「功名が辻」関連の本を読みあさっています。

でも、夫は一豊のようなタイプではないなぁ・・。
強いて言うなら、スパッと物事を突き進めていく信長と
じっくり様子を観察しながら、時代の流れを読む家康を
足して2で割ったようなタイプかも。(わかりにくい?)
つまり妻としては非常に扱いにくいということ!
でも、結婚して長年の月日を共にすると
相手のくせや思考、なんとなく読めてくる。
こういう風に持っていくと、うまく行くだろう・・とか
こう言ってあげると調子に乗るだろう・・とかネ。
時には自分の心とは裏腹の笑顔と言葉でもって
夫をおだてあげることも必要でしょう♪

今日から私は千代さんを師匠とすることに決定しました♪

功名が辻〈1〉

文藝春秋

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功名が辻 (前編)

日本放送出版協会

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