島田洋七
「佐賀のがばいばあちゃん」の続編のエッセイ。
重複する部分もあるが、やっぱり「ばあちゃん」の魅力、
明るさ、たくましく生きる力や知恵などがつまっている。
私、個人的には前作の「佐賀のがばいばあちゃん」の方が好みかも。
とにかく食べるものもないような超貧乏な暮らしをしていたらしいが
その暗さはみじんも感じさせず、
そこには明るさと生活に対する工夫が施されている。
感心するやら、感動するやら・・
前作を含めこの本全体に漂っているものは
底抜けの明るさと生きる力、そして人を信じ愛する心。
この「ばあちゃん」にかかっては、どんなつらい出来事も
笑いに変え、元気にしてくれる。
まさしく「ばあちゃん」パワーだ。
「ばあちゃん」に会ってみたかった気がする。
「佐賀のがばいばあちゃん」が映画化されるということだが
是非、映像化したこの作品を観てみたいものだ。
早速買って読もうと思います。
ばあちゃんの考え方、行動力はいつの時代にも普遍的で、必要なことだと思います。
どんな立派な教科書よりも多くのことを学んだような気がします。
元気に生きていくための指南書のようなものですよね。元気がなくなったら、またこの本を開いて元気をもらおうと思います。