野村陽子植物細密画工房

標高1000メートルの清里高原に住み
描きたいものを描きたいように描く。
楽しい絵を楽しんで描く。

安政柑 その2 植彩絵日記の意義

2020-04-30 00:05:00 | 植彩絵日記
安政柑は日本原産の柑橘類
晩白柚(バンペイユ)に次いで大きな
ブンタン類の一種

安政年間に

広島県因島の

岡野末吉氏の園地に

かれた種より生まれた品種と

言われています

この記事を読んだ時

・いつ
どこで
だれが
なにをして
結果こうなった

とすべて分かっている
ルーツの凄さに驚き
記録しておく大切さを
改めて感じました

私の絵に対する理想の考え方は
『描きたいものを描きたいように描く』
これは江戸時代の画家 伊藤若冲
言った言葉です

植物の『今』を
私なりの目で記録する

植物学者でも
評論家でもない
画家の感じたままを描き残す

コレって
私にしか出来ないこと と
『植彩絵日記』の意義を
チョッピリ感じられて
嬉しくなりました