野村陽子植物細密画工房

標高1000メートルの清里高原に住み
描きたいものを描きたいように描く。
楽しい絵を楽しんで描く。

山菜の王様 タラの芽

2020-05-20 00:05:00 | 植彩絵日記
我が家のタラの芽採りの目安は
コブシの花が散ってから

カレンダーに日付が書いてあっても
年により早くなったり遅くなったり
だから花に教えてもらいます

山菜採りのなかでもタラの芽採りは
結構体力のいるスポーツです

足場のいい条件のいいところは
ほとんど先を越されています
急な斜面のイバラの中に見つけ
上に行ったり下に戻ったりと
汗だくになり採り歩くと
冬の運動不足は一気に解消されます

タラノキの小さな木は
大きな木に比べると
半月ほど早く芽を出します
他の木の葉が繁る前に
日の光を少しでも多く受け
成長しようというのでしょうか

しかし
遅霜にあたり
黒く焼けてしまった若芽を見かけると
自然界でも人生に似た無常観を感じます

天ぷらは一番ですが
大きくなりすぎたものを
3センチ位に切りピザにして楽しみます
トマトソースとチーズが以外と合います