レース状の枯葉は
冬の植物画シリーズのひとつ
野村陽子の絵は
ボタニカルアートではない
と言われることがあります
が
私はこれはほめ言葉と思っています
私の理想は
江戸時代の画家
伊藤若冲の言葉
『描きたいものを
描きたいように描く』
です
ヨーロッパの大航海時代に
植物を説明することから始まった
ボタニカルアート
私は
説明するだけではなく
臨場感のある
人の心に届く絵を目指したい
と思っています
日々の暮らしの中で
光や風を感じながら
小さな動きを
捉えていきたい
今後も精進いたします