マムシグサは
サトイモ科の仲間ですが毒草です
朽ちかけた
マムシグサの実を見つけ
ワクワク
ドキドキ
しながら描きました
長野市の私の展覧会で
虫喰いや枯葉を見て
この穴や枯れた葉がなければ
いい絵なのに!
どうしてこんなものを描くのか
質問されて
答えに窮してしまいました
遊びに来た絵描きの友人と
しばらく絵の話で盛り上がり
これから描きたいものがあると
案内したのは
畑の土手の
『ヘラオオバコ』の花
それを見た友人は
な~んだ茶色くて汚いじゃん!
私には
こんなに可愛くみえるのに
彼女には
茶色くて汚いとしか見えないのか
ショックでした
彼女が絵描きであることもあり
余計ショックでした
身近な年配の女性
御年93歳
今でもお化粧をして
いつも綺麗にしています
10年位前
私は綺麗なものが好きなのよ
枯れた葉っぱや根っこは
汚い色をしているでしょ
だから嫌いなのよ
年配の女性には
老いと重なるのか
枯れたものや根っこを嫌う方が
多いように感じます
しかし
私の理想は
『描きたいものを
描きたいように描く』
これは江戸時代の画家
伊藤若冲の言葉です
これからも
自分の信じる道を
真っすぐ進んで行きたいと
思っています