万葉歌人は
ヒオウギの実を『ぬばたま』といい
黒さを表す言葉の枕詞とした
黒髪
黒馬
夜
黒い衣
夢
など『ぬばたまの』をつけて
黒さを強調
ぬばたまの黒髪濡れて沫雪の
降るにや来ます幾許恋ふれば
(巻一六 三八〇五)
花や葉を詠んだものは1首もないという
10年も前のこと
友人の奥さん(アメリカ人)が
日本人は美しい黒髪を
なぜ染めるのだろう
日本人の茶髪はツヤのない
犬の毛のようだ
と言った
本当の茶髪から見ると
そう見えるものなのか
ぬばたまの黒い実を見ると
このコメントを思い出します
赤い実は『うまら』
ノイバラのことです
《米作りの報告》
前回の籾を水に浸す前に
塩水選(えんすいせん)を
する必要がありました
生卵が浮くくらいの塩水に籾を入れ
しいな(実のない籾)やゴミを
浮き上がらせ
いい籾だけを選びます
水に浸し発芽しやすくする
40度位の湯に2日位浸す
只今この作業中
この続きは次回報告