新潟と山形の県境に
群生地があると聞き出かけた
海岸沿いから山道へ
行けども行けども見当たらない
もう帰ろうかと
Uターンする場所を見つけに
更に奥へ
少し開けた場所を見つけ
方向を変えた時
崖の上にピンク色の霞?
目を凝らすと花らしい
急いで崖を登ると
あった!
本当に群生している
大袈裟に言えば
山全体に
カタクリの花が咲いている
これを見たら
カタクリは『山菜』に納得
数年後
花人からお食事のお誘い
「今日は
素敵なものが手に入りました」
最初に出てきたのは
蓋付きの器
蓋を開けると
温泉卵の白身の上に
今 咲いています
とばかりに飾られた
赤紫色のカタクリの花
こういう装いかたが・・・!
茹でたお浸しを
ガツガツ食べるんじゃないんだ~
ガサツな我が身を振り返り赤面もの
愛でる気持ちを
思い知らされる出来事だった