寒い冬
けなげに咲いている花を見かけた
物を見て
感じる物差しは一人ひとり違う
また
目盛りの大きさも違う
私の物差しの目盛りは
山並みや田畑のように
遠くに見える風景
と
葉の凸凹や葉脈のように
手元で見えるものが
同じような感覚
極端にいえば
山に生えている木は
葉の裏に生えている毛と
同じ
絵を描く
料理をする
何をするにしても
この目盛りは
変わらない
丁寧な人は
何をするにしても
いつも丁寧
雑な人は
何でも雑
目盛りを変えることは難しい
が
変える必要はない
とも思う
それより
自分の目盛りの大きさを
知ること
解っていることが
大事かなと思う
冬に咲いたバラを見て感じた