「元テレ・男塾」のつづきです。
「木下のお父さんを説得しに大阪に行くぞ!」といって
嫌がる勝村さんを引っ張って木下の実家がある大阪へ向かう大仁田塾長・・・
「元テレ」のロケはほんとに大阪の俺の実家に行ってしまいました・・・
この番組の企画・構成を初めてディレクターから聞いた時、
「木下くんの大阪の実家まで行って撮影するよ、両親にも出演してもらうから、住所教えて」って言われて
俺は「え~! 実家は恥ずかしいからやめて下さい!」と最初は断りました。
実は俺は実家に物凄くコンプレックスがあったのです・・・
俺の実家は大阪府吹田市のとある場所にある団地だったのですが古くて汚くて狭かったので
あまり他人には見られたくなかったのです(←あくまでも俺個人の気持ちです。この団地に住まれてる方ごめんなさい)
ましてや全国ネットのテレビで俺の実家が映るなんて・・・
それに両親もテレビに出すなんて・・・ああ恥かしい~
でも、ディレクターに説得されて実家の撮影を許可しました。
これが実家の団地です(1982年頃)
古くて狭くて大嫌いやったけど団地のまわりには空き地や田んぼがたくさんあって
ガキの頃は元気に遊び回ったし、
高校生になってからもバク転やらアクションの練習をした思い出の地です。
現在は周りはキレイに整備されてかなり昔とは雰囲気がかわりました。
この大阪の実家の撮影には俺は立ち会っていませんが
両親もそうとう驚いたようです。
事前に連絡があったとはいえ
家の中にテレビカメラがはいってくるし、
プロレスラーの大仁田厚がいきなりやってくるし・・・
テレビ出演なんて当然初めてだった両親はとまどいながらも
大仁田さんや勝村さんといろいろ話せて楽しかったと後々まで語っていました。
大仁田さんは元テレの撮影とは関係なく
「お父さん、今度僕たちのプロレスを観に来て下さい!」と熱弁してたそうやしw
おかんの手料理を「おいしい、おいしい」とたくさん食べたそうです。
スタッフさんに撮ってもらったその時の記念写真です。
勝村さん、おやじ、おかん、大仁田塾長
あっ、テレビ放映ではこんな感じ・・・
↓ ↓ ↓
大仁田塾長は俺が書いた両親への手紙を読んで(ちょっとかんでましたが)
「息子さんのスタントデビューを観てやって下さい!」と熱く語ります!
おやじは(息子の体が心配で)
「・・・まだ気持ちの整理がつかないので・・・申し訳ないですが返事はできません・・・」
と棒読みで返答していましたw
スタントデビューの日は刻一刻と近づいていきます。
はたして木下くんの両親は息子のスタントデビューを観に行くのか?!
・・・・・・つづく