絵本作家への道!17巻
つづきです。。。
生まれて初めて、絵本を一冊描きあげたことで、もう胸いっぱい!
「やったわー!」とガッツポーズしてました。
そして、意気揚々と、絵本のコンクールに応募しました。
原画を梱包して、郵便局から送るのですが、それだけでもう気持ちがあがる!
会社の昼休みに、いそいそと郵便局から送った時、送料が結構高くついて「ギョギョ!」ってなったのを覚えておりますよ。
そんで、返却希望の場合は同額の切手を同封しないといけなかったんだけど、もう自信マンマンだったから、まあいいかなって、返信用のお金を入れませんでしたよ!
なので、このときの記念すべき初作品はもう手元にありません・・・。
応募して、もう結果が出るまで毎日ドキドキ。
仕事から帰って、留守電に何か入っているかも!?!?と思うと、それだけでわくわくしていました。
留守電がチカチカしていたら
「ももも、もしかして!入賞のお電話では!!!」
てな感じな毎日でした。
宝くじ買って、当たるかも!?!?っていう感覚となんとなく近い。
そしてそして、応募してから何か月かしたある日、
ひょろろ~~んとお手紙が届きました。
ドキドキしながら、封筒を開けると~~、見事落選!!
えーーーーーーーーーーーーーーーーん。
最終審査にすらひっかかっていませんでしたねえ。
ま、考えてみればそりゃそうなんだけどね。
ど素人が初めて、よくわからずに描いたものだもの。でも、その時はひとり静かに落ち込んでいました……。
ちなみに、このころ絵本を描いているということは、保育士の勉強していたころと同じように、
またしても、だーれにも言ってませんでした。
何か始めたときって、だれかに宣言するといい!っていう人もいるけど、私はそれができないタチです。
なんだろう・・・恥ずかしいのかなあ。
自分が今すべてをかけてやっていることを知られるのが。
落選したのだけど、絵本を作る楽しさと面白さにすっかりはまってしまった私は、
「絵本ってほんとはどうやって作るんだろうなあ。どこか習いに行けるとことかあればいいのに」
と、思ってました。
「どっかないなかー、近くでないかなー」って思って、会社帰りに地下鉄に乗っていたら、
なんと!!
目の前に!!!
「絵本教室 生徒募集」の広告がはってあったのですよ!
え?
ええ!?!?
えええ!?!?!?
しかもうちから自転車で15分くらいのところ!
教室といっても、短期講座で、絵本作りの基本から製本までをプロの絵本作家の先生に教えておらえるという、夏期講座でした。
慌ててメモして、すぐに問い合わせて、その講座に通うことにしました。
もう今はやってないみたいですけど、大阪芸術大学のBISENっていう社会人向けの講座です。
夏季集中講座なので、全部で5日くらいだったかな?
はじめてプロの絵本作家の方にお会いしました。
その方はひぐちともこさん。
ひぐち先生はものすごーく気さくな方で、面白くってかわいらしくって
「あーこれがプロの作家さんなんだなあ」とドキドキしちゃいました。
イラストレーターをされていて、絵本も手掛けるようになられたとか。
ひぐち先生に絵本の原画を見せてもらっては「ほーーーーーー!」
絵本の基礎のキソを教えてもらっては「へーーーーー!」
と、もうね、わくわくドキドキでした。
きっと、ふつうに地下鉄に乗っていたら、その広告を見てもスルーしてたと思うんです。
でも「絵本作家になりたい」っていうアンテナをピコーン!って私がたてたことで、こういう絵本に関する情報が
どんどん勝手に入ってくるようになっていきました。
そのとき、ひぐち先生から
「これ見に行ってみたら~」って、もらったチラシが絵本原画展の案内ノコピー。
よく見たら、会社から歩いてすぐのとこで開催されてました。
見に行ってみたら、ものすごーい原画がたくさん並んでてビビった私。
ざーっとあげますと!長新太、片山健、荒井良二、飯野和好,田島征三、スズキコージ、丸木俊、などなど!
私ね、恥ずかしながら、この時まで知らなかったんですよ。
絵本はなんか見たことあるかなーってくらいだったんですけど、この大御所の作家さんの名前を!
そこで初めて飯野和好さんの「ねぎぼうずのあさたろう」って絵本を見て、ショーゲキを受けました!
「こ、こんな絵本があるんだ!!!」っていうね。
そのショーゲキシーンがこれ!
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ねぎじるを飛ばして、悪者をやっつけるシーン(ねぎぼうずのあさたろう1巻 福音館書店)
この絵を見たとき、絵本って自由なんだなあ!なんでもアリなんだー!って初めて知りました。
それまでぐりとぐらみたいな、かわいい動物が出てきて、ほわーんとしたものしかしらなかったですねえ。
というわけで、絵本アンテナがピピピっていろんな情報を勝手に寄せ集めてきて、
これか!これがよくいう「呼んでる」ってことなんだな~~~!と。
光に羽虫が集まるかのごとく・・・。
そうして、私の毎日は絵本一色になっていきます。
もうウツウツしてるヒマもありませんでした。
とにかく、もっと絵本の勉強したいな!ってことで頭がいっぱいでした。
つづきます
つづきです。。。
生まれて初めて、絵本を一冊描きあげたことで、もう胸いっぱい!
「やったわー!」とガッツポーズしてました。
そして、意気揚々と、絵本のコンクールに応募しました。
原画を梱包して、郵便局から送るのですが、それだけでもう気持ちがあがる!
会社の昼休みに、いそいそと郵便局から送った時、送料が結構高くついて「ギョギョ!」ってなったのを覚えておりますよ。
そんで、返却希望の場合は同額の切手を同封しないといけなかったんだけど、もう自信マンマンだったから、まあいいかなって、返信用のお金を入れませんでしたよ!
なので、このときの記念すべき初作品はもう手元にありません・・・。
応募して、もう結果が出るまで毎日ドキドキ。
仕事から帰って、留守電に何か入っているかも!?!?と思うと、それだけでわくわくしていました。
留守電がチカチカしていたら
「ももも、もしかして!入賞のお電話では!!!」
てな感じな毎日でした。
宝くじ買って、当たるかも!?!?っていう感覚となんとなく近い。
そしてそして、応募してから何か月かしたある日、
ひょろろ~~んとお手紙が届きました。
ドキドキしながら、封筒を開けると~~、見事落選!!
えーーーーーーーーーーーーーーーーん。
最終審査にすらひっかかっていませんでしたねえ。
ま、考えてみればそりゃそうなんだけどね。
ど素人が初めて、よくわからずに描いたものだもの。でも、その時はひとり静かに落ち込んでいました……。
ちなみに、このころ絵本を描いているということは、保育士の勉強していたころと同じように、
またしても、だーれにも言ってませんでした。
何か始めたときって、だれかに宣言するといい!っていう人もいるけど、私はそれができないタチです。
なんだろう・・・恥ずかしいのかなあ。
自分が今すべてをかけてやっていることを知られるのが。
落選したのだけど、絵本を作る楽しさと面白さにすっかりはまってしまった私は、
「絵本ってほんとはどうやって作るんだろうなあ。どこか習いに行けるとことかあればいいのに」
と、思ってました。
「どっかないなかー、近くでないかなー」って思って、会社帰りに地下鉄に乗っていたら、
なんと!!
目の前に!!!
「絵本教室 生徒募集」の広告がはってあったのですよ!
え?
ええ!?!?
えええ!?!?!?
しかもうちから自転車で15分くらいのところ!
教室といっても、短期講座で、絵本作りの基本から製本までをプロの絵本作家の先生に教えておらえるという、夏期講座でした。
慌ててメモして、すぐに問い合わせて、その講座に通うことにしました。
もう今はやってないみたいですけど、大阪芸術大学のBISENっていう社会人向けの講座です。
夏季集中講座なので、全部で5日くらいだったかな?
はじめてプロの絵本作家の方にお会いしました。
その方はひぐちともこさん。
ひぐち先生はものすごーく気さくな方で、面白くってかわいらしくって
「あーこれがプロの作家さんなんだなあ」とドキドキしちゃいました。
イラストレーターをされていて、絵本も手掛けるようになられたとか。
ひぐち先生に絵本の原画を見せてもらっては「ほーーーーーー!」
絵本の基礎のキソを教えてもらっては「へーーーーー!」
と、もうね、わくわくドキドキでした。
きっと、ふつうに地下鉄に乗っていたら、その広告を見てもスルーしてたと思うんです。
でも「絵本作家になりたい」っていうアンテナをピコーン!って私がたてたことで、こういう絵本に関する情報が
どんどん勝手に入ってくるようになっていきました。
そのとき、ひぐち先生から
「これ見に行ってみたら~」って、もらったチラシが絵本原画展の案内ノコピー。
よく見たら、会社から歩いてすぐのとこで開催されてました。
見に行ってみたら、ものすごーい原画がたくさん並んでてビビった私。
ざーっとあげますと!長新太、片山健、荒井良二、飯野和好,田島征三、スズキコージ、丸木俊、などなど!
私ね、恥ずかしながら、この時まで知らなかったんですよ。
絵本はなんか見たことあるかなーってくらいだったんですけど、この大御所の作家さんの名前を!
そこで初めて飯野和好さんの「ねぎぼうずのあさたろう」って絵本を見て、ショーゲキを受けました!
「こ、こんな絵本があるんだ!!!」っていうね。
そのショーゲキシーンがこれ!

ねぎじるを飛ばして、悪者をやっつけるシーン(ねぎぼうずのあさたろう1巻 福音館書店)
この絵を見たとき、絵本って自由なんだなあ!なんでもアリなんだー!って初めて知りました。
それまでぐりとぐらみたいな、かわいい動物が出てきて、ほわーんとしたものしかしらなかったですねえ。
というわけで、絵本アンテナがピピピっていろんな情報を勝手に寄せ集めてきて、
これか!これがよくいう「呼んでる」ってことなんだな~~~!と。
光に羽虫が集まるかのごとく・・・。
そうして、私の毎日は絵本一色になっていきます。
もうウツウツしてるヒマもありませんでした。
とにかく、もっと絵本の勉強したいな!ってことで頭がいっぱいでした。
つづきます