patissiere yoomi*blog(パティシエール ユウミ*ブログ)

パティシエールyoomiの何気ない日々のブログ☆
ケーキ屋さんのお菓子を家庭でも簡単に作れるレシピの提案をしています♪

講習会のアシスタント。

2012年05月30日 11時13分15秒 | ブログ



先日、フランスで一緒に働いてたフィリップ.リゴロシェフの来日講習会がありました。

なんと、その講習会のアシスタントとして、シェフがわたしを呼んでくれはりました。

嬉しすぎです。


今回はアンベールさん主催なので、マロンを使ったお菓子がテーマ。

どれも素材の良さを生かした、フィリップシェフらしいお菓子でした。


久々にシェフに会いましたが、彼はパティシェとしてはもちろん、人間的にもやはり素敵でした。


わたしの一番の目標は彼です。

また会えるのを楽しみにしています☆











チーズケーキ(Cheese cake)*レシピ*

2012年05月26日 07時16分06秒 | 今週のレシピ



今回、紹介するお菓子は「チーズケーキ」です。

個人的にチーズケーキが好きなので、家でもよく作ります。


日本で一般的に売られているチーズケーキは
実はドイツ菓子の「ケーゼクーヘン」の影響を大きく受けたものなんです。

ケーゼクーヘンとは・・・
タルト生地を土台し、フロマージュブランのようなフレッシュチーズを使い、
カスタードクリームを混ぜ込んで作るケーキです。

ドイツ語でケーゼはチーズ、クーヘンはケーキを意味します。

確かにフランスでは一度もチーズケーキを見かけなかったですね(笑)


チーズケーキと言っても色々なタイプのものがありますが
今回わたしが紹介するのは、しっとりと濃厚なチーズケーキです。

焼くのに少し時間がかかりますが、簡単に出来るのでオススメです☆



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チーズケーキ(Cheese cake)
(18cm1台分)


クリームチーズ・・・・・360g

*カスタード用
牛乳・・・・・240g
バター・・・・・75g
卵黄・・・・・6個
砂糖・・・・・35g
薄力粉・・・・・15g

*メレンゲ用
卵白・・・・・3個
砂糖・・・・・35g

*底生地用
クッキー・・・・・100g
溶かしバター・・・・・20g




*下準備*
クリームチーズをレンジで人肌の温度にし、泡だて器で滑らかにしておく。
底生地用のクッキー(市販のもの、何でもOK!)を細かく砕き溶かしバターとよく混ぜ合わす。それを型の底にしっかりと敷き詰め、冷凍庫で冷やし固めておく。

1.カスタードクリームをたきます。鍋に牛乳、バターを入れ温める。ボールに卵黄、砂糖を入れ、よくすり合わす。次に薄力粉も入れ混ぜ合わす。そこに温めた牛乳とバター(沸騰させないこと)をすべていれ、鍋に漉し戻す。泡だて器でしっかりと混ぜながら、中火でたく。全体にとろみがついてきたらOK! 柔らかくしておいたクリームチーズのボールにすべていれ、泡だてきで全体を滑らかにします。

2.メレンゲ作ります。卵白に砂糖をいれ、泡立てます。泡だてきの筋がの軽くこり、少しふんわりしてきたらOK。やわらかくとろっとしたメレンゲに仕上げます。

3.できたメレンゲをチーズのベースに二回で合わします。最初の半分は泡だてきでしっかりと合わす。残りの半分はゴムベラで優しく合わせます。全体にツヤがあり滑らかな生地に出来たら、用意しておいた型に流す。

4.160℃のオーブンで50潤オ60分焼きます。焼き上がりは、全体がきれいなきつね色で、表面がふんわりドーム状になっていれば焼けています。完全に冷めたら型から出して1日冷蔵庫で冷やしたら完成です☆


※ポイント!
カスタードクリームを作るときに、火を入れすぎるとたまご焼きみたいなダマが出来てしまうので注意してくださいね。


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なかたに亭。

2012年05月24日 06時59分42秒 | Yoomiのオススメ☆


大阪の上本町にあるパティスリー
「なかたに亭」。

わたしの好きなパティスリーのひとつです。

きのう、無性になかたに亭のケーキが食べたくて…

ふらっと行って二個食べてきました(笑)


タルトシトロンと甘夏の焼きタルト。

やっぱり美味しかったです☆


お土産にガレットブルトンヌも買って、ご機嫌で帰ってきました♪


美味しいケーキを食べて、わたしもがんばらねばっ!
バイタリティーが溢れてきました。


さーぁ、
今日もがんばりましょう☆

フィナンシェ(Financier)*レシピ*

2012年05月19日 04時49分33秒 | 今週のレシピ




わたしがケーキ屋さんに行って必ず購入するお菓子のひとつが
「フナンシェ(Financier)」です。

昔から大好きで☆

今回は、そんなわたしの大好物である「フィナンシェ」を紹介したいと思います。




フィナンシェとは・・・
アーモンドパウダーと小麦粉、卵白、砂糖、焦がしバターを混ぜ合わせて作った焼き菓子です。

フランス語で「フィナンシェ」は「金融家」という意味。
証券取引所のフィナンシェ(金融家)が背広を汚さずに素早く食べられるように工夫されたと言われています。

フィナンシェは金の延べ棒を模した「インゴット型」という長方形の型で焼くのが特徴ですが、最近では「オーバル型」や「パウンド型」などの様々な形で焼かれています。

今回は、家庭でも気軽に作れる基本的なフィナンシェを紹介したいと思います。





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フィナンシェ(Financier)

(フィナンシェ型6個分)

アーモンドプードル・・・・・30g
薄力粉・・・・・30g
粉糖・・・・・70g
卵白・・・・・2個分(60g)
無塩バター・・・・・70g

*型に塗る用
無塩バター・・・・・適量







1.型に塗る用のバターを常温で柔らかくし、型にしっかりバターを塗っておく。薄力粉、粉糖、アーモンドプードルをそれぞれふるい、ひとつのボールに合わせておく。

2.焦がしバターを作る。小さい鍋にバターを入れ火にかけ、全体が薄い茶色になれば火を止める。水をはったボールに鍋底をつけて温度の上昇を止め、粗熱が取れたら漉しておく。

3.ふるった粉類の中にコシを切った卵白を加え、泡だて器で混ぜ合わす。次に焦がしバターを加えよく混ぜ、全体が滑らかになれば生地を冷蔵庫で30分以上休ませる。この間に、オーブンを170度に温めておく。

4.生地を30分休ませた後、型の8分目まで生地を入れ、170度で20~30分焼く。(オーブンによって焼き時間が違うので調整して下さいね。)こんがりキツネ色に焼き上がればOK!すぐに型から取り出し、クーラーで粗熱を取る。粗熱が取れたら乾燥しないようにラップをかけておく。フィナンシェの完成です☆




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フィナンシェ型の代わりに、お弁当用のアルミカップを使っても可愛く焼けます☆アルミカップだと型にバターを塗る必要がないので、簡単です♪その場合はアルミカップの強度を上げるため、二枚重ねにして焼いてあげてくださいね。
こんな感じで焼きあがります☆
↓↓↓




フィナンシェの焼きたては、外はサックリと中はふ~んわり。もちろん美味しいですが、1日休ませる事によって全体がしっとりとし、また違う美味しさがあります☆

是非おうちでフィナンシェの美味しさを楽しんでくださいね♪













母の日のケーキ

2012年05月15日 07時20分23秒 | ブログ


今年の母の日、
みなさんはどの様にお過ごしでしたか??

わたしは、お母さんと一緒にランチを食べに行きました。

おしゃべり好きなふたり。

楽しい時間はあっという間に過ぎますね(汗)
終始けらけら笑っていた気がします(笑)

そんなお喋り好きなお母さんは、いつもわたし元気をくれはります。
この日も沢山の元気をもらいましたね。

食事の最後に、日ごろの感謝の気持ちを込めてケーキをプレゼントしました。

先日このブログで紹介した「キャトルカール」に飴細工の花を飾って母の日仕様に☆
ケーキを見てお母さんは、にっこり♪
とてもとても、喜んでくれはりました。
そんなお母さんの喜ぶ顔は、わたしをまた元気にしてくれます。

いつもにこにこ可愛いお母さん。
これからも家族みんなの太陽でいてくださいね。



キャトルカール(quatre-quarts)*レシピ*

2012年05月12日 07時53分46秒 | 今週のレシピ


今日、紹介するお菓子は
「キャトルカール(quatre-quarts)」です。

キャトルカールとは、フランス語で「4分の1が4つ」と言う意味。
バター・砂糖・小麦粉・卵を4分の1ずつ混ぜ合わせて作ることからそう名づけられたそうです。
すべての材料を1ポンドずつ混ぜて作ることから、アメリカやイギリスでは「パウンドケーキ」と呼ばれています。

まさに、バターケーキの代表格ですね。

バターケーキの作り方は何通りもありますが、今回は私がフランスで学んだキャトルカールの基本的な作り方を紹介したいと思います。



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キャトルカール(quatre-quarts)

(18cm丸型・1台分)

全卵・・・・・3個
砂糖・・・・・150g
薄力粉・・・・・150g
無塩バター・・・・・150g

*型に塗るよう
無塩バター・・・・・適量
強力粉・・・・適量

*仕上げ用シロップ
砂糖・・・・・小さじ1
熱湯・・・・・大さじ1
コワントロー・・・・・小さじ2(好きなお酒でOK!)





1. オーブンを170度に温めておく。型の底面と側面に、溶かしバターを適量塗り、強力粉(なければ薄力粉)をまぶす。型をたたいて余分な粉をしっかりと落とし、冷蔵庫に入れておく。バターを電子レンジで溶かし、人肌の温度に温めておく。仕上げ用シロップの材料をすべて混ぜ合わせておく。

2. 全卵3個を卵黄と卵白に分け、卵黄に砂糖3分の2を入れ白っぽくもったりするまで泡だて器で混ぜる。

3. 2の中にふるった薄力粉をすべて入れ泡だて器で混ぜ合わせ、粉気が無くなれば溶かしバターを2~3回にわけて入れる。全体が滑らかでダマが無い状態にする。(少し力がいりますが、がんばって!)

4. メレンゲをたてます。最初は砂糖を入れずに卵白だけで、メレンゲの筋が入るまで泡立てます。次に、残しておいた3分の2の砂糖の半分を入れ、ピンと角が立つまで泡立てます。最後に、残りの砂糖をすべて入れ1分ほど全体を丁寧に混ぜ合わせ、キメの整ったメレンゲに仕上げます。

5. 3の生地の中にメレンゲを3分の1入れ、泡だて器でしっかりと混ぜ合わせます。次に残りのメレンゲをすべて入れ、ゴムベラで底からサックリと混ぜます。生地の表面がツヤっとすれば完成です!

6. 型に生地を流し、170度で30~40分焼きます。焼き上がりは、キレイなきつね色で、竹串をさして生の生地が付いてこなければ焼けています。

7. 焼けたキャトルカールを網に出し、焼きあがりすぐに仕上げ用シロップを刷毛で全体に塗ります。そのまま完全に冷まします。

8. 冷めれば、粉糖などを使い好みの仕上げに。キャトルカールの完成です!


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このレシピはベーシックなものなので、お好みでレモンの皮を入れたり、チョコチップを入れたりアレンジしてお菓子作りを楽しんでくださいね♪

ちなみに私は、いつも元気をくれるお母さんに母の日のプレゼントとして送ります☆

改めて…自己紹介☆

2012年05月10日 07時50分21秒 | ブログ


今月から、このYoomiブログで
「おうちで作ってあげたい、フランス菓子☆」
を紹介していきたいなと思います。


なので、
改めまして私、Yoomiの自己紹介を☆


小さい頃から、
お料理作りにお菓子作りが大好きな子供でした。

高校を卒業して迷わずお菓子の専門学校へ。

専門学校を卒業後、
洋菓子店で7年間働きました。

7年間、フランス菓子を作り続け、
本場のフランスで菓子を学びたくなり
ずっと行きたかった、フランスに渡航。

フランスでは、
レストランのパティシェールとして働きながら、
現地で改めてフランス菓子の素晴らしさを学びました。

現在は日本に帰国し、
フランス料理店で、パティシェールとして働き
デザートの提案などをさせてもらっています。


そんな、Yoomiの変わらぬ目標は
誰もが笑顔になるようなお店を出すことです。

この目標に向かって、走り続けてます。
日々成長!
わたしのモットーです☆


このブログでは
これからも色々な人にお菓子作りの楽しさなどを
伝えていけたらなーっと思っています☆


これからも、
よろしくお願いします♪





ムース.ショコラオランジュ☆

2012年05月04日 14時37分43秒 | ブログ


ゴールデンウィークですね。

みなさん
いかがお過ごしですか?

わたしは、相変わらず仕事人間してます(笑)


そんなゴールデンウィーク真っ最中の今日は、
相方くんの誕生日でした。

いつも何事にも一生懸命な彼。

そんな彼の為に作った誕生日ケーキは…
ムース.ショコラオランジュ。


オレンジの香りをつけたミルクチョコのムースと
ヘーゼルナッツのダクワーズ、
プラリネクリスティアンを組み合わせて、
香り付けにグランマニエを少々。



うーん…美味しい。

個人的に大好きな組み合わせです♪



やっぱり自分の作ったもので
人に喜んでもらえる事、
すごく幸せですね。

パティシェを始めて、はや十年。

わたしは、この仕事が大好きです。

改めて自分の原点を確認出来た、
今日そんな1日でした☆


Bon anniversaire,mon cheri!!

紅谷クルミッ子☆

2012年05月03日 05時29分57秒 | ブログ


今朝のおやつです。

横浜土産でもらった、紅谷のクルミッ子。

初めて食べましたが…
美味しい☆

クルミがぎっしり詰まったビターなキャラメルを、
サクサクふわふわなクッキーではさんでありました。

見た目よりも甘過ぎず、
くるみとクッキーの食感もとても良かったです。

朝からついつい食べ過ぎちゃいました(笑)


そんな今朝は、3時起き。

さすがに…眠いです。


さてさて、今日はムースショコラオランジュの試作。

美味しく出来るかな☆