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大家畜(牛)用バリカンの掃除、刃の消毒

2021-05-24 17:35:10 | 日記

今日は昼から雨、ほったらかしにしていた、バリカンの手入れ(掃除)と消毒。(;^_^A

 

牛用のバリカンはけっこうお高くて、大きめサイズの全身毛刈り用は安い物で7万円弱(我が家の機種:ネットで探せばもう少し安価かも)、替え刃も上下セットで8千円程度?だったと思います。

手入れは簡単。ボルトで抑えている刃を外し、中に入り込んだ毛を刷毛で掻き出し、刃を消毒するだけです。

 

消毒は真菌症(人の水虫、疥(はたけ)と同じ仲間の菌です。人にも感染することがあります。私過去に2回発症(T_T))の予防のためです。

我が牛舎では数年前まで、毛刈り後年に1~2頭首や腰付近に発症する牛がいました。この菌は鉄(特にさびのデコボコが生存場所らしい)の上で長く生存し、常在菌になります。

そのことと鉄柵の消毒で軽減できることを牛の獣医さんのブログで知ったので、鉄作消毒を2カ月くらいの間に4回程度(うろ覚えで確かでない)してからは出なくなりました。

また、この頃から、できるだけ1頭毎に刃を交換(できないときは消毒液で刃を濡らして拭き取る)するようになってから、発症を見ていません。

バリカンで皮膚を切ることはほぼないのですが、刃が皮膚表面を荒らして、そこへ毛刈り後の鉄柵への接触や、毛刈り中に毛・バリカン表面にいた真菌が感染するのだろうと思います。

消毒液は真菌症への効果が書いてあるアストップを使っています。

また、アストップは消毒液の中では錆びにくい効果もささやかれているので、刃物の消毒には良いと思っています。