我が家では5年ほど前まで、いわゆる5kgタイプのを鉱塩半切にして自由舐食させていました。
鉱塩はビタミン、ミネラル(セレンも入っている)入りのものを使っていましたが、下記の理由で粉状の塩を計量(粉洗剤の計量スプーンを利用し、多少の増減は目分量)給与にしました。
1 個体による舐める量に、10倍以上と思えるほど差があり、塩分欠乏や過剰が心配になったため。(舐めない牛は半年経ってもほとんど減らない。よく舐める牛は1か月も持たないような。)
2 エサ屋さんのセミナーで、業務向けプレミックスを作っているメーカーの講師さんが、「ブロック塩のビタミン、ミネラルは当てにしない方がよい程度の量のものがほとんど。」と言っていた。(その割に高価と思った。)
当初から(今も)親用、子牛用の2種類を作っています。
親用は、哺乳期に主なミネラルが不足しないように(計算したつもり)有機亜鉛の入っている総合ビタミンミネラルプレミックスとセレン(クロム、ビタミンE入り)酵母、ハイコロを混ぜ、更に塩辛さ軽減のため生菌剤も2割弱混ぜた粉状の自家製塩を親用飼料の上に振りかけるタイプにしています。。
子牛用は、子牛配合がペレット中心で粒状なので、塩辛くなりすぎないように生菌剤に塩、親用に用いたプレミックス類を混ぜたもの。これも振りかけるのですが、すぐに分離に近い状態になります。
子牛の発育良好です。親牛は発情再起が弱い個体が多いような気がしますが、シダーを使って種付けすれば受胎率は悪くないように思います。
母系に安福久の入った長期不受胎牛の淘汰を躊躇して、受胎まで時間を要している個体が毎年のようにでているので、1年1産に達していませんが、分娩間隔は380日程度(だったと思う。久の問題というよりは太めの問題で現在修正終了間近)です。
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