R2後期現検は終了。
5月20日の時と状況は同じ。
R3前期現検の成績が出始めた。
今回は福之姫息牛は0頭。
その代わりというか、福之鶴息牛が登場。
まだまだ頭数が少ないのでどうなるかわからない。
BMS成績、元気よく飛び出したのは、4頭とも福之鶴息牛。
この中には福之鶴の全姉(全妹)との禁断の交配の鶴姫重がいる。(@_@;)
この4頭の成績はまだ去勢のみで2〜3頭と少ない。
鶴姫重 福之鶴ー福之姫ー美津照重
3/9頭 BMS10.0、枝重510kg、ロース芯73cm2
優鶴福 福之鶴ー耕富士ー美穂国
3/18頭 10.7ー506ー69
鶴兵衛 福之鶴ー安福久ー百合茂
2/12頭 10.5ー480ー73
伊勢之鶴 福之鶴ー耕富士ー勝平正
2/13頭 11.5ー635ー88
まだ、実績の少ない福之鶴の息牛がこんなに多く検定にかけられ、良い成績も出そうなのは、ゲノミック育種価の威力かもしれない。
鶴兵衛が気になる。
我が家では、ゲノミック育種価と安福久は相性が悪いと思っている。
実際、我が家の久娘の育種価は一般育種価に比べて悪く出ているものが多い(と思っている)。
事業団のゲノミック育種価は性染色体を外して計算している(と思う、よくある質問にも記述)ためだと思っている。
安福久にはBMSに関する重要な遺伝子がX染色体上にあると思うから。
評価はおっしゃるとおり
現在のゲノム評価では難しいですよね
我が家の牛たちも同じです
X染色体にあるのか
エピジェネティックな遺伝現象なのか
わかりませんが
それを今後わかるように研究を進めるという事は難しいのかも知れないですよね
素晴らしい成績の安福久♀が安福久♀全体のどのくらいの割合なのか知りませんが
それらを解析するのにはまたイチから
かなりの数の訓練群を用意して取り組むことになるのでしょうか?ある程度の信頼度のためには…
苦手なことがあるにせよ
物差しがあるというのは素晴らしいことで
ゲノム評価 育種価評価 体型形質による選抜
それぞれ得意不得意があるなかで
上手に利用するしかない現在ですよね
多様性もおっしゃるとおりそうなるかもしれませんよね もとが少数の始祖からの派生なので
心配ではありますよね
今の自分としては
高まったポテンシャルを発揮させて
あげられるような管理はどのようなものなのか
考えながら取り組んでいかないと
ならないと思ったりします
偉そうに長文失礼致しました
投稿いつも楽しく拝見させて頂いています
ありがとうございます😊
初めて福之鶴のゲノミック育種価がでた時、美津照重、忠富士の遺伝子がここだけ良くない方にに働いたように思っていました。
若百合母体に福之鶴を掛ければ上手くいく候補が出るかも。笑
ゲノミックで事前選別して、種雄牛候補にしているのでしょうから、非常に効率よく優良種雄牛が選定できているのでしょう。
ただ、今のゲノミックが何か忘れ物をしているのなら、本来すごい種雄牛になるはずの候補が闇に葬り去だれかねないことが怖いです。
事業団のゲノミックがあるにも関わらず、いろんなところが独自のゲノミックに手を出すのは、そんなことに気づいているためか、と思います。
できれば、ホルスタインのように、協会と事業団が協力して1本化して、赤本のようにするのが本筋と思います。(ホル協と事業団の関係はよく知りませんが)
ただ、こうなると、多様性は急速になくなっていくのかもしれませんが。
どのように補完した形で
超えていけるのかが気になっています
まだ頭数少ないとはいえどの牛も
素晴らしいですね