昨日の朝、いとちゃんがお嫁に行った。
11月で11歳、トラックに乗るのは、約10年前購入の子牛市の行き帰り以来。
日頃はチャカチャカ、うごきが読みにくいいとちゃん、トラックに乗るか心配だった。
うまくいけば、チャカチャカ動くタイプなので、固まってジッとするタイプ(♀牛はこちらが多い)よりも、多少苦労しても載りやすいとは思っていたが。
いとちゃん、トラックに近づくまでは、ジタバタ。
トラックのタラップまでいくと、トラック覚えていたようで、自分でタラップの滑り止め兼汚れ防止の毛布の匂いを嗅ぎ、1歩ずつ、少しお尻を押すだけで登って行った。
賢い。
いとちゃんが来たときは、除角、鼻木通しどちらも私一人でしたので、つかまえられるのがきらいだっただけかもしれない。
積載手伝いに来た次の主人になる知人の息子に、チャカチャカしたところはあるが、ブラッシング好きなので、再々、ブラッシングしてスキンシップを図るようにお願いした。
いとちゃん出荷のためにパドックの扉南列半分弱閉めた。
昨日は暑くなりそうだったので、ついでに北列も同程度閉めて、久しぶりに西半分暗所化した。
暗所化していないとき、たかちゃん①がサシバエでイライラして敷料を前掻き、蹴り上げしていたので。
ハッカ油スプレーもして、かなり効果はあったが、まだ前掻き、蹴り上げしていた。
今日はウォーターカップが汚れなくてよかったが。
今より5つ東側にいた頃(乳付き子牛と一緒、離乳で移動)はあまり気にする牛ではなかったのに???
でも、母は我が家で1番のサシバエ嫌いのゆりちゃん②。遺伝??
7月に4頭の子牛(2-7月生まれ)を採毛してゲノミック育種価(SNP)解析の依頼している。
今日、その内の1頭の、再採毛があった。(若齢子牛では、毛根からの遺伝子抽出?が十分できないときがあり、再採毛して試料提出することがある。)
7月生まれのひめちゃん(福之姫ー隆之国ー百合茂)かと思いきや、最も月齢の大きい2月生まれのわかちゃん②(若百合ー安福久ー金幸)だった。
若齢子牛ほどいい試料が取れないと思っていたので、意外だった。
担当者の方には無理を言って特急便で家畜改良事業団に届くように事務を進めてほしいと依頼した。
今回の解析に間に合えば、4頭とも9月末に評価が出て、保留牛が決定できる。
特に、再採毛になったわかちゃん②が、母の産子成績及び血統的には最も保留したい子牛だから。
この子の数値を見るまではこれで決定とは言い辛い。
まして、1頭しか保留できないとなったときには。
とりあえず、9月末には3頭以上の新規ゲノミック育種価が出る。
それはわくわくする。