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2023/09/17 離乳準備 5、6月生まれの子牛

2023-09-17 16:56:22 | 子牛
5月31日と6月23日生まれの子牛の離乳準備の昼間離乳、夜離乳の開始
我が家は、子牛房2頭のときは小さい方が3か月齢になった頃離乳します。
体重は120kg頃としています。
今回の子牛は、5月のかずちゃん②の子(福之姫ー華春福ー安福久ー金幸)はバカでかく120日齢前なのに200kg近くあり、6月生まれのゆりちゃん②の子(百合未来ー福之姫ー隆之国ー百合茂)でも、140kg程度なので、ほんの少し早い離乳にすることとしました。

我が家での離乳は、以前は親のエサを数日間控えめにしての一発離乳でした。
その時でも出荷子牛の発育は悪くはなかったのです。
当時は離乳とともに子牛配合(ペレット)を増やしていましたが、離乳前の摂取量が少すぎて、徐々にと言いながらも増給ペースが早く、泥水様〜水溶性便になる子が多いのが課題でした。
食下量が多いために通過速度が早くなり、消化管内で十分水分吸収できないことで便が緩んでいるだけなので、増給を一時停止(減量は滅多にしない)して待っていればある程度改善されます。また増給です。

姶良の子牛育成マニュアル(正式名は覚えていません。🙏)に生後1か月齢頃から母牛付け子牛も哺乳を1日2回にと書いてあるのを参考に、
昼間離乳(9時〜19時頃まで母子分離、その後は自由)をしたところ、より若齢からペレットの食い込みが非常に良くなりまし
離乳まで毎日は手間がかかるので、
我が家の今は
昼間離乳を数日間を数回、
離乳前には昼間離乳+夜離乳(朝、夕の各1時間程度哺乳のため同居)を数日間を2〜3セット
その後最後の昼間離乳夜離乳に続いて本離乳をしています。
何回か母子ともにストレスをかけますが、最大ストレスの程度は随分低くなっているように思います。

ついでに7月、8月生まれの子も昼間離乳開始。

離乳開放後急いで母乳を飲む子牛



2023/09/16 今期(202309ー202408)の保留候補

2023-09-16 15:58:17 | 血統、保留
今期(202309ー202408)の保留は原則2頭。
保留候補は目白押し。

すでに、みーちゃん①の12産目の娘きたちゃん(表紙写真)がほぼ確定。
みーちゃん①は増体系。
600kg超えがかなり高い確率で狙えます。
大手肥育農家さんの鹿児島全共候補の1頭(安福久の血が入っていないので、順位は低かったと思う。)として購買された福之姫息牛は、全共後の24か月齢でそこそこ大きな枝肉共進会出品され、入賞はしなかったが、600kg超えBMS12であった。
有名になりつつある種雄牛の近親と言われている。(母同士が異父姉妹)
きたちゃんは北美津久ー百合茂ー金幸ー平茂勝、みーちゃんの増体能力そのままで、BMSパワーアップ狙いです。

今後保留候補になりうる妊娠牛は、
(現時点での保留可能性高い順に)

りゅうちゃん 5産目 幸紀雄ー隆之国ー安福久ー百合茂 ✕ 北美津久
 りゅうちゃんは福之姫息牛でBMS12、母、祖母もBMS12輩出、枝重が課題。

りーちゃん 9産目 安福久ー金幸ー平茂勝 ✕ 北美津久
 りーちゃんは、美国桜娘牛でBMS12、地方枝肉共進会のグランドチャンピオン、みーちゃん①の異父妹(有名になりつつある種雄牛の近親?)だが、こちらは肉質系。

みーちゃん② 9産目 安福久ー勝忠平ー金幸 ✕ 福之鶴
                      ✕ 若百合(ETなのでドナー牛の妊娠)
 みーちゃん②は美津照重、隆之国の息牛でBMS12。
 2頭とも上述の枝肉共進会出品で隆之国息牛は入賞。
 後継娘牛がいない。
 ゲノミック育種価と相性が悪く、この成績でBMSはD評価。なんで?

ひさちゃん 6産目 幸紀雄ー安福久ー金幸ー平茂勝 ✕ 福之姫
 ひさちゃんは、りーちゃんの娘で、美津照重息牛でBMS12輩出。

ゆりちゃん① 8産目 美国桜ー百合茂ー金幸ー平茂勝 ✕ 北美津久
 ゆりちゃんは、みーちゃん①の娘で高等登録。
 1産目6月5日分娩で8産目の分娩予定は1月10日と分娩間隔は345日程度と超優秀。

まだ、これからの妊鑑や人工授精もあるので、どうなるかわかりませんが。

 




2023/09/15 ハエが少ない。なんで?

2023-09-15 12:39:00 | 牛のその他
ハエが少なく薄気味悪い。

8月30日のブログで、
少なかったハエがふえはじめた。
と書いて、もしかしたら大発生?と思っていたが、
その前後に8月29日シロマジン散布、8月31日イベルメクチン塗布、9月2日北列マヤだしとハエが少なくなりそうな作業をした効果か、その後ハエは急激に減少。
多かったのは1週間程度か。
なんで???

でも、もうサシバエのピークを迎える頃。

今のまま、ハエが少ない状態で10月になればいいのだが。
とりあえず、2週間隔のシロマジン散布を怠らないようにしよう!

ブログでハエ関連記述拾ってみた。
記事全部読んだわけではないので、漏れがあるかもだが、メモっとこ。

6月9日 サシバエでイライラ、モウ安心設置
6月26日 この時期としてはサシバエ多、暗所化
7月2日 通路西にモウ安心、マスカピ、暗所化
7月5日 シロマジン
7月7日 マスカピ増
7月12日、13日 サシバエ多
7月15、16、17日 サシバエ多
7月24日 フロメトリンの忌避効果かサシバエ激減
7月29日 サシバエ激減
8月5日 イエバエ多、サシバエ少
8月23日 (サシバエ少ないままのようで)パドック扉開けたまま
8月26日 サシバエ非常に少なく、イエバエ多い
8月29日 サシバエ非常に少なく、イエバエも少ない
8月30日 イエバエ多くなる




2023/09/14 籾摺りシーズンのプチ贅沢。 ポポーが自然落下し始めた。 シバザクラの強剪定。

2023-09-14 16:13:33 | 牛のその他
今日、ポポーを見に行ったら、実が自然落下していた。
すでに、ほんの少し柔らかくなっていた。
しばらくは収穫期、毎日ポポーを食べられる。
バニラ風味のねっとり果実。
似たような果物はパパイヤかな?
ちょっと癖のある味なので人によって好き嫌いがある。


牛舎の玄関のシバザクラの剪定をした。
.シバザクラは茎葉が密集して蒸れると、一気に枯れることがある。
その防止のためと古い茎を若返らすための強剪定。
来春、きれいに咲くかな?
上が剪定前、下が剪定後(ただし、品種は違う)

籾摺りシーズンなので、牛房へのモミガラ追加をの回数も量も増える。
この時期だけ、モミガラのプチ贅沢。ヽ(^。^)ノ
オガクズ・モミガラ置き場はいっぱい。

籾摺り状況を見ながら多めに使う。




2023/09/13 9月市の結果。美津照重母体は評価が高いのか?

2023-09-13 17:02:33 | 子牛
過日行われた9月市の結果。
市場の税込み平均は
去勢  324kg、50万円弱。
メス  295kg、45万円弱。
総平均 309kg、47万円半ば。

我が家からはメス2頭。税込み金額
1 ももちゃん②4産目の子 隆安国ー美津照重ー百合茂ー糸福(鹿児島)
 249日齢 281kg 64万円半ば。
 ももちゃん②は美津照重母体なのに産子の発育は非常に良い。
 2頭の去勢で日齢+50kg以上、2頭のメスとも日齢+30以上。
 
2 りゅうちゃん4産目の子 福之姫ー幸紀雄ー隆之国ー安福久ー百合茂
 290日齢 275kg 49万円強
 りゅうちゃん母系は発育(枝重)が課題、BMSは3代続けて12を輩出。
 牛舎では幅が十分あり、300kg程度と思っていたので、3頭同居の群を通常より、ペレットを控えて粗飼料を多めにしていたが、結果は体高が低く、思ったほど体重がなかったようだ。
 我が家の資金が不足していなければ、絶対に保留していたのだが、残念。
 父福之姫で、産子の発育はかなり改善できるはずだった。
 本牛の枝肉共進会での入賞を期待する。

2頭ともメスの平均体重を下回っているが、日齢はかなり若い。
市場平均の日齢は雌雄込みの全体で310弱。