鑿の柄付け職人の日常 !!

手道具存続の為に頑張ります。

職人の喜び

2017-10-31 07:03:30 | 大工道具
鑿鍛冶さんが仕事を持って来られた時の話です。


鑿を使ってくれてはる方が切れるわ~とか永切れする!」とか言われた時には凄く嬉しい。と


「大工さんと距離が近くなる分評価の声が直接くる。教えてもらう事も多い!」とも。


確かに職人だからやりがいありますよね~!




自分達柄も教えて頂く事が多く、実践していくと「調子いい!」と言って頂ける。これまた嬉しいものです。


自分が付けてる事を知っておられる方からお電話を頂いた事もあり凄く嬉しい限りでした。


柄の場合は付いてしまったら外から判りにくいものですが・・・。まじめに手を入れて腕を磨く!これにつきますね~。




鑿専門に扱っておられた卸さんに聞きましたら昭和40年頃は凄い出荷量やったと。


時代だ変わってますのでので同じ事たらいけませんもの。並物が出ませんので。





金物まつりの物もおおかた終わりました。









三木の金物まつりにおいで下さいませ。
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夜の仕事

2017-10-31 06:42:52 | 大工道具
普段仕事を終えてからする事。


次の日の段取りですが、口金の色付けをする事が多いです。









昼間には出来ない作業なのでどうしても夜になります。


その後、錆びない様に油を塗ったりニスを漬けたり。


その後、鑿にセットします。同じサイズの口金でも調整しますので微妙にサイズが違いますので取り違えない様に。


違えてしまうとちょっと大きい小さいが出てしまい仕上がりがちょっと?って出てしまいます。









合わせは磨り合わせでは気の使い方かが全然違い時間がかります。ですが仕上がると満足感が大きいです。


数年前はきっちり合わすのが苦でしたが少し余裕が出てきました。


目に見えない時間がかかるのは確かですが。


難しい事にチャレンジする事は身になる事が多いのでどんどんやっていこうと思ってます。

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