外来魚再利用法、をもみがらや米ぬかなどと共に専用の処理機にかけて粉砕、魚粉肥料に加工
滋賀県の委託事業「みどりの風」は、琵琶湖などで被害が甚大な外来魚の処理に関して画期的な方法を実施している。安土町を拠点に週3回に渡り、琵琶湖岸の30カ所に設置された、釣り人が外来魚を放棄する回収いけすを回っている。
こうして回収されたブルーギルやブラックバスなどの外来魚を籾がらや米ぬかなどと共に専用の処理機にかけて粉砕、カルシウムたっぷりの魚粉肥料に加工しているのだ。通常の肥料に比べ、効果もあり、日本中がこの外来魚利用に注目している。自然環境を壊す外来魚も肥料にすれば、エコにつながる。因みに、日本海側に深刻なダメージを与えているエチゼンクラゲも肥料にすれば、効果的だという話がある。(文・山口)
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