人間の尻子玉を食らう河童の正体はカワウソだ?!
河童という妖怪が、我が国では伝承されている。当然、生物として存在するわけでもなく、何らかのモデルがいたと、考えられている。(河童らしき生物を目撃したという情報は近年でもあるが、本稿ではその実存性には触れない)
具体的なモデルとしては、河原の歌舞伎役者、南蛮人、不当な差別をされた被差別民などが想定されている。
だが筆者には永年疑問があった。あそこまで資料がある以上、なんらかの具体的な生物がモデルになっているのではないか。
特に人間の尻子玉を抜いて殺してしまうなど、この残虐な性質設定はどこから来ているのか。
実はこの凶暴な河童の性質はカワウソから来ていると筆者は見ている。というのも、数ヶ月前アニマルブラネット?でワニを背後から襲い、仕留めた後、陸に引き上げワニの内臓を喰らうカワウソの生態を見たからだ。
我々現代日本人は、漫画などの影響で、カワウソは温厚でユルイ性質だと思い込んでいるが、実はかなり凶暴な生物なのだ。
特に内臓を喰らうシーンなどは人間から尻子玉を抜く設定を彷彿するし、ワニを襲えるならば、人間の女子供など簡単に殺せるだろう。かつて多くの子供たちが川で水死し、内臓が無い状態で見つかり、河童の仕業とされたが、それは実はカワウソの所業ではなかったのか。
文、山口
具体的なモデルとしては、河原の歌舞伎役者、南蛮人、不当な差別をされた被差別民などが想定されている。
だが筆者には永年疑問があった。あそこまで資料がある以上、なんらかの具体的な生物がモデルになっているのではないか。
特に人間の尻子玉を抜いて殺してしまうなど、この残虐な性質設定はどこから来ているのか。
実はこの凶暴な河童の性質はカワウソから来ていると筆者は見ている。というのも、数ヶ月前アニマルブラネット?でワニを背後から襲い、仕留めた後、陸に引き上げワニの内臓を喰らうカワウソの生態を見たからだ。
我々現代日本人は、漫画などの影響で、カワウソは温厚でユルイ性質だと思い込んでいるが、実はかなり凶暴な生物なのだ。
特に内臓を喰らうシーンなどは人間から尻子玉を抜く設定を彷彿するし、ワニを襲えるならば、人間の女子供など簡単に殺せるだろう。かつて多くの子供たちが川で水死し、内臓が無い状態で見つかり、河童の仕業とされたが、それは実はカワウソの所業ではなかったのか。
文、山口
何です?
たいていの妖怪図鑑はカワウソに一項を割いていますね。
妖怪としてのカワウソと河童を分ける必要があるのか、
現実のカワウソの生態「獺祭」が河童伝説に反映しているのか、
などなど。
全国津々浦々に河童伝説はあまねく残っています。
カワウソ=河童というのは一部かぎられた地域の話なのでは。