復活が期待される「ミゼット(小人)プロレス」が衰退していった経緯
ミゼットプロレス、通称「小人プロレス」とは、小人症のレスラー(ミゼットレスラー)によって行なわれるプロレスのことである。日本においては、1960年代前半に、アメリカからミセットレスラーを招いての試合が行なわれていたという記録が残っており、1980年代までは主に全日本女子プロレスの前座として興行が行なわれていた。
一時は非常に高い人気を誇ったミゼットプロレスであるが、時代と共に衰退していき規模は大幅に縮小され、現在はミスター・ブッタマンとプリティ太田の2人のみが現役となっているに留まっている。
ミゼットプロレスが衰退した原因は諸説ある。
第一に言われるのは、コンテンツに対するクレームであったというものであり、現にクレームが殺到していたことは事実である。最たる原因は、日本でのミゼットプロレスが笑いのための芸を交えたコメディ路線を備えていたことにあったと言われている…(続く)