石切場の悪戯妖怪「ヒデキ」が子供の缶蹴りを妨害する…

子供の日常生活の中では様々な局面で妖怪伝説が生まれている。
ある町で子供の遊び場になっている石切場があった。多くの子供たちが出入りしていたのだが、そこには「ヒデキ」という悪戯妖怪が棲んでいた。
この妖怪は子供に様々なちょっかいを出すのだが、特に缶けりの遊びをやっているときにいたずらを仕掛けてきた。鬼の隙をついて缶を蹴ろうとすると、缶がピクリとも動かなかったり、下手すると蹴つまずいて転んでしまうこともあったとされる。
これは妖怪「ヒデキ」が缶を押さえていたからだと言う。場合によっては、簡単に缶を蹴れることもあった。そのため石切場では缶蹴りを決してやらなかったらしい・・・(この続きはこちらから)

