現実に存在するのに、”地図に載っていない町” 現実に存在してないのに、”地図に載っている町”


現実に存在するのに、”地図に載っていない町” 現実に存在してないのに、”地図に載っている町”もある。
都市伝説では、現実に存在するのに、”地図に載っていない町”というものがある。例えば、「杉沢村伝説」などの設定がそうである。戦時中に大量殺人が起きてしまい、人心の動揺を防ぐ為に事件そのものが封印、地図からも村の記述が消されてしまったというストーリーである。
この不気味な伝説は、フジテレビの「アンビリーバブル」などマスコミ経由で流布されたフォークロアであり、横溝正史の小説「八ツ墓村」や青森で実際に起こった(大量殺人ではなく、数人の被害者が出た)殺人事件がモデルとなって創られた可能性が高い。なお現実社会でも、軍事的な意味合いの強い町はリアルに存在していても、国家防衛の一環として地図に載っていないこともあるという。
逆に、現実に存在していないのに、”地図に載っている町”もある。英国ランカシャー州Ormskirkの南側に、「アーグルトン(Argleton)」という仮想の町が、グーグルマップ上では、M58号線近くに確認できるのだ。
この町を検索すると、町にあるカイロプラクティック、不動産情報、ジョギングコース、就職情報、ハイキングコースなどが出てくるのだが、実際に街の地図を見ながら、現地に行ってみると、ただの野原が広がっているらしい。
実際に アーグルトンがある場所の写真
↓

このアーグルトンは、「アーグル」が「グーグル」と韻を踏んでいる。また、「アーグルトン(Argleton)」は「大きな町じゃないよ(Not Large)」「実在しないよ(Not Real G)」のアナグラムになっている。つまり、フェイクの可能性が高いのだ。
この町に関しては、世界的に話題になっており、単純な間違い、或いは似た地名との取り違いという指摘もなされている。
有力な仮説は、地図の無断コピーを防ぐための、テクニックであるという。日本の出版界でも地図を作るときは、実在しないダミーストリートを意図的に書き込み、他社の無断コピーを見破るキラーテクニックにしている。今回の「アーグルトン(Argleton)」もそのようなダミーストリートの可能性が高いようだ。
(文・山口)
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都市伝説では、現実に存在するのに、”地図に載っていない町”というものがある。例えば、「杉沢村伝説」などの設定がそうである。戦時中に大量殺人が起きてしまい、人心の動揺を防ぐ為に事件そのものが封印、地図からも村の記述が消されてしまったというストーリーである。
この不気味な伝説は、フジテレビの「アンビリーバブル」などマスコミ経由で流布されたフォークロアであり、横溝正史の小説「八ツ墓村」や青森で実際に起こった(大量殺人ではなく、数人の被害者が出た)殺人事件がモデルとなって創られた可能性が高い。なお現実社会でも、軍事的な意味合いの強い町はリアルに存在していても、国家防衛の一環として地図に載っていないこともあるという。
逆に、現実に存在していないのに、”地図に載っている町”もある。英国ランカシャー州Ormskirkの南側に、「アーグルトン(Argleton)」という仮想の町が、グーグルマップ上では、M58号線近くに確認できるのだ。
この町を検索すると、町にあるカイロプラクティック、不動産情報、ジョギングコース、就職情報、ハイキングコースなどが出てくるのだが、実際に街の地図を見ながら、現地に行ってみると、ただの野原が広がっているらしい。
実際に アーグルトンがある場所の写真
↓

このアーグルトンは、「アーグル」が「グーグル」と韻を踏んでいる。また、「アーグルトン(Argleton)」は「大きな町じゃないよ(Not Large)」「実在しないよ(Not Real G)」のアナグラムになっている。つまり、フェイクの可能性が高いのだ。
この町に関しては、世界的に話題になっており、単純な間違い、或いは似た地名との取り違いという指摘もなされている。
有力な仮説は、地図の無断コピーを防ぐための、テクニックであるという。日本の出版界でも地図を作るときは、実在しないダミーストリートを意図的に書き込み、他社の無断コピーを見破るキラーテクニックにしている。今回の「アーグルトン(Argleton)」もそのようなダミーストリートの可能性が高いようだ。
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私は杉沢村伝説が流行していた時期にジレンマを抱えていました(^^;
山口先生は"尾和田村"という地図から抹消された村をご存知でしょうか?
現山梨県の足和田村付近に存在したと思われる村で、村人も含め謎の消失をしたとされる記録が当時のムーにも掲載されていたということですが…
これについていくつか個人的な調査も行いましたが、どうにも納得のいく結果は得られておりません汗
地図と現実、ここにも様々なオカルトが存在するようですね☆
こんにちは
尾和田村ですか、僕は知りませんでした。
面白そうな話ですね、地方の政治的な理由が絡んでいる可能性はあります。
当時(10数年前)周辺の足和田村(富士五湖:西湖付近になります)のキャンプ場に宿泊した際
そちらの貸し出し用の"しゃもじ"に赤い文字で尾和田村と彫られていたのでなんとなく気になっていたんです。
その後個人的に興味を持ち周辺で調査を試みたところ、尾和田村などという村は存在せず、軽く周辺で聞き込みをしてみても手がかりがなく。
もちろん地図にも掲載されていません。
また、すぐそばにはコンクリートで封鎖されたトンネル。
その下に位置する新トンネルは某奇跡体験○○という番組でいわゆる"化けトン"として全国に紹介されていたというロケーションです。
さらには、この裏の山岳(十二ヶ岳)には何故か三道に旧日本軍の兵士たちの墓が立ち並んでいるという…
もう、とんでもないミステリースポットなんじゃないかと個人的には踏んでいます(笑)
以前2chなどで有名になった"コトリバコ"のような差別、などの要因から消えてしまった村なのかも知れません。
先生の先日の「現代社会が作った幻想?杉沢村伝説」というエントリを拝読してつい思い出したもので、熱く語ってしまい申し訳ないです(^^;
もう少しいろいろと調査を進めてはいましたが、なにぶん素人の調査なものですから、先生のような方々に比べると威力に欠けますね汗
コトリバコは聞いたことがあります。こちらのブログにも投稿が来た事があります。尾和田村は、村ではなく字や通称かもしれませんね。興味深いので調べてみます、これからもブログ妖怪王に気軽にコメントしてくださいね。
なるほどです。
実は私もWeb上内でオカルトコンテンツを展開している者なのですが、本件について唯一有力な情報として引っかかっているのが"当時(時期不明)のムーにこの消えた尾和田村の怪が掲載されたことがある"というものでした。
もしこの情報が本当でしたら、ムーがはじめて創刊された1979年以降だと思われますので、仮に創刊初期に掲載されていたとしても地図上に残っていた時期もそう昔ではないはずなんです。
掲載された内容も実に奇妙で、村の中には村民の車両も残され、鍵が開いていたり照明や食卓がそのままの住居もあったそうです。
まるで村民だけが神隠しにあってしまったかのような奇妙な状態だったとのことです。
私の仮説では的な所以で現足和田村の隣接村だったのではないか?として記事を掲載したことがありましたが、やはり謎は解明できませんでした(^^;
山口先生も興味がございましたら尾和田村の謎にチャレンジしてみてくださいね☆
少なくとも杉沢村よりはリアリティが感じられます(笑)