神霊スポットPart① 仕事運がアップする
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神霊スポットPart①
@昔の原稿、蔵出し
山口敏太郎
仕事
近藤勇の墓(東京)
理想の上司
部下を明るい未来に導く尊敬される上司になりたい!
幕末の英傑である近藤勇。いうまでもなく、京都の治安を護った新撰組の局長である。明治から大正にかけて、新撰組は長く悪役扱いされてきた。ある意味、佐幕派の英雄たちにとって受難の時代でもあったのだ。だが、昭和に入る頃から、新撰組の仕事は再評価を受けるようになってきている。平成の今、愛国心という言葉が持て囃されているが、新撰組は文字通り、幕府のみならず、この日の本(ひのもと)を憂いてきた男たちであった。この現代日本を背負い、部下たちを明るい未来に導きたいなら近藤局長に逢いに行こう。命がけで仕事をした局長の道場や井戸、お墓に触れて「理想の上司とは何か?」を考えるのも一興である。
アクセス
三鷹市大沢。龍源寺。JR『三鷹駅』から『龍源寺』下車で25分。西武多摩川線『多摩墓地前駅』から1km。
館山城&里見八犬士の墓(千葉)
愛社精神
自分の会社を心から愛し、全身全霊を捧げたい!
里見八犬伝は滝沢馬琴が江戸時代に書いた小説であるが、その舞台となった房総には小説に出てくるいくつかの場所が実在する。馬琴が実際のモデルを基に小説を創作した為でもあるが、中には小説が再び伝説として房総に再定着した可能性も否定できない。この里見八犬士の墓も伝説と創作の狭間に位置する史跡だ。伝承では里見家廃絶の時に殉死した八人の家来の遺骨が埋まっているといわれている。ちなみにこの墓から山道を登ったところにある館山城は、八犬伝の資料館になっている。懐かしいNHKの人形劇のVTRから、人形そのもの、各八犬伝本、浮世絵、グッズなど見るだけで胸が踊る素敵な空間である。愛社精神は八犬士に学べ!
アクセス
千葉県館山市館山。JR『館山』駅東口からJRバスで『城山公園入口』下車、徒歩で5分。
将門の首塚(東京)
左遷脱出
地方に左遷させられた。早く本社に帰還したい!
関東の雄・平将門の説明は不要だろう。かつて朝廷を中心とした権力に向こうをはって関八州を独立国にせんと活躍したアンチヒーローである。天皇に対し、自らは新皇と名乗るなど不遜な態度が目に付く彼だが、自分を慕ってくる民衆には理解があったという。弱点の無い不死身の魔王と謳われたが最終的には敵将・俵藤太の放った矢を唯一のウイークポイントであるこめかみに受け落命した。その後、首は京都に運ばれさらし首にされたが、その首は毎夜光を放ち、叫びまわり、ついには虚空を飛び故郷・関東まで来ると着地した。その場所は今、将門の首塚と呼ばれている。地方転勤、単身赴任で悩む人がお参りすると東京に還れるといわれている。
アクセス
東京都千代田区大手町1-2-1外。東京メトロ各線『大手町駅』のC5出入口から直線で30~40m。
備中高松城跡(岡山)
立身出世
会社のトップを目指して出世街道をバク進したい!
秀吉の天下取りは、主君・信長の本能寺での死をきっかけに軌道に乗る。当時、毛利と交戦中の秀吉は、本能寺の変を隠匿し、敵討ちのため、備中高松城から京都まで200キロの距離をわずか5日で駆け戻るという離れ業を演じる。秀吉軍は、鎧兜を着けてフルマラソンを5日間連続で走るという強行軍のうえ、山崎の合戦で見事に明智軍を打ち破るのだ。この超人的なパワーは、まさに出世街道まっしぐらである。今の時代には合わないかもしれないが、組織の中で己の栄達を目指すという生き方も、まんざら捨てたものではない。天下人・秀吉さんの栄光のスタート地点に願掛けをして、自分にとっての中国大返しを慣行しようではないか!
アクセス
岡山県岡山市高松。JR吉備線『備中高松駅』から徒歩10分。 岡山自動車道『岡山総社IC』から車で15分。
国譲りの浜(島根)
M&A
あなたの勤める会社が買収のピンチに直面した!
村上ファンドやライブドアの企業買収により、M&Aもすっかり日本語として定着した。今や、どの企業がどんな企業を買っても不思議ではない。純国産企業だと思っていた自分の会社が外資系グループに編入されることだってありうるのだ。日本で最も古いM&Aといえば、国津神の天津神への国譲りである。勇者・スサノオノミコトの末裔である国津神・大国主命も、再三の天津神から脅迫に負け、出雲国を中心とする領土をアマテラスの使いの神々に明け渡してしまう。この神話の舞台となった浜が今も島根にあるのだ。この浜辺に立ち、買収したい相手企業の攻略法を練るもよし、あるいは買収を仕掛けてきた相手に出雲大社で反撃の願掛けをするもよし!
アクセス
島根県出雲市大社町杵築北。一畑電鉄『出雲大社前』駅からバスで10分、『稲佐浜』で下車すぐ。
田村銀杏稲荷大明神(東京)
引責辞任
組織や秩序の維持のため詰め腹を切らされそうだ!
組織や体制・秩序を維持するために誰かが詰め腹を切る。これは武士の時代も、現代でも同様である。つまり、体のよいスケープゴート、人身御供なのだ。現代人の場合、引責辞任という形になるのであろうか。歴史上で引責辞任の代表的な例といえば、赤穂浪士の原因となった浅野内匠頭である。彼の場合は、松の廊下で吉良上野介に刃傷沙汰に及ぶといった不手際を引き起こしており、致し方ない部分もある。だが、もしも貴方が切腹に追い込まれそうになったら、サラリーマンの聖地・新橋で切腹して果てた浅野公に拝んでみるのもいいかもしれない。切腹の地には供養の碑が立ち、お稲荷さんが奉られている。そして銘菓・切腹最中が売られているのだ。
アクセス
東京都港区新橋4。都営三田線『御成門』駅から徒歩5分。JR・東京メトロ『新橋駅』から徒歩10分。
酒呑童子首塚(京都)
リストラ&首切り
リストラの対象となり、会社をクビにされそうだ!
平安時代、婦女子を浚い、金品奪う鬼の一団が大江山に篭っていた。酒呑童子という頭目を中心に茨木童子、金熊童子などで構成される凶悪な鬼の集団は、たびたび都を襲い、京都を震撼させた。これを憂いた帝は鬼神を退治するために、妖怪ハンターとして評判の豪傑・源頼光と配下の四天王を派遣。頼光は鬼神に近づくと『神変鬼毒酒』という鬼が飲むと毒に変じる酒を飲ませ、見事に酒呑童子一派を殲滅した。その後、京に鬼の首を持って凱旋する途中の老ノ坂で首が重くなり、動かすことができなくなった。仕方なくその場所で奉ったのが今の首塚である。静かに眠る鬼神は、今は会社の首切り対策にご利益のある神としてサラリーマンの人気を集めている。
アクセス
阪急京都線桂駅からバスで『老の坂』下車、徒歩10分。国道9号・老の坂トンネル入口手前の旧道を左へ。
@昔の原稿、蔵出し
山口敏太郎
仕事
近藤勇の墓(東京)
理想の上司
部下を明るい未来に導く尊敬される上司になりたい!
幕末の英傑である近藤勇。いうまでもなく、京都の治安を護った新撰組の局長である。明治から大正にかけて、新撰組は長く悪役扱いされてきた。ある意味、佐幕派の英雄たちにとって受難の時代でもあったのだ。だが、昭和に入る頃から、新撰組の仕事は再評価を受けるようになってきている。平成の今、愛国心という言葉が持て囃されているが、新撰組は文字通り、幕府のみならず、この日の本(ひのもと)を憂いてきた男たちであった。この現代日本を背負い、部下たちを明るい未来に導きたいなら近藤局長に逢いに行こう。命がけで仕事をした局長の道場や井戸、お墓に触れて「理想の上司とは何か?」を考えるのも一興である。
アクセス
三鷹市大沢。龍源寺。JR『三鷹駅』から『龍源寺』下車で25分。西武多摩川線『多摩墓地前駅』から1km。
館山城&里見八犬士の墓(千葉)
愛社精神
自分の会社を心から愛し、全身全霊を捧げたい!
里見八犬伝は滝沢馬琴が江戸時代に書いた小説であるが、その舞台となった房総には小説に出てくるいくつかの場所が実在する。馬琴が実際のモデルを基に小説を創作した為でもあるが、中には小説が再び伝説として房総に再定着した可能性も否定できない。この里見八犬士の墓も伝説と創作の狭間に位置する史跡だ。伝承では里見家廃絶の時に殉死した八人の家来の遺骨が埋まっているといわれている。ちなみにこの墓から山道を登ったところにある館山城は、八犬伝の資料館になっている。懐かしいNHKの人形劇のVTRから、人形そのもの、各八犬伝本、浮世絵、グッズなど見るだけで胸が踊る素敵な空間である。愛社精神は八犬士に学べ!
アクセス
千葉県館山市館山。JR『館山』駅東口からJRバスで『城山公園入口』下車、徒歩で5分。
将門の首塚(東京)
左遷脱出
地方に左遷させられた。早く本社に帰還したい!
関東の雄・平将門の説明は不要だろう。かつて朝廷を中心とした権力に向こうをはって関八州を独立国にせんと活躍したアンチヒーローである。天皇に対し、自らは新皇と名乗るなど不遜な態度が目に付く彼だが、自分を慕ってくる民衆には理解があったという。弱点の無い不死身の魔王と謳われたが最終的には敵将・俵藤太の放った矢を唯一のウイークポイントであるこめかみに受け落命した。その後、首は京都に運ばれさらし首にされたが、その首は毎夜光を放ち、叫びまわり、ついには虚空を飛び故郷・関東まで来ると着地した。その場所は今、将門の首塚と呼ばれている。地方転勤、単身赴任で悩む人がお参りすると東京に還れるといわれている。
アクセス
東京都千代田区大手町1-2-1外。東京メトロ各線『大手町駅』のC5出入口から直線で30~40m。
備中高松城跡(岡山)
立身出世
会社のトップを目指して出世街道をバク進したい!
秀吉の天下取りは、主君・信長の本能寺での死をきっかけに軌道に乗る。当時、毛利と交戦中の秀吉は、本能寺の変を隠匿し、敵討ちのため、備中高松城から京都まで200キロの距離をわずか5日で駆け戻るという離れ業を演じる。秀吉軍は、鎧兜を着けてフルマラソンを5日間連続で走るという強行軍のうえ、山崎の合戦で見事に明智軍を打ち破るのだ。この超人的なパワーは、まさに出世街道まっしぐらである。今の時代には合わないかもしれないが、組織の中で己の栄達を目指すという生き方も、まんざら捨てたものではない。天下人・秀吉さんの栄光のスタート地点に願掛けをして、自分にとっての中国大返しを慣行しようではないか!
アクセス
岡山県岡山市高松。JR吉備線『備中高松駅』から徒歩10分。 岡山自動車道『岡山総社IC』から車で15分。
国譲りの浜(島根)
M&A
あなたの勤める会社が買収のピンチに直面した!
村上ファンドやライブドアの企業買収により、M&Aもすっかり日本語として定着した。今や、どの企業がどんな企業を買っても不思議ではない。純国産企業だと思っていた自分の会社が外資系グループに編入されることだってありうるのだ。日本で最も古いM&Aといえば、国津神の天津神への国譲りである。勇者・スサノオノミコトの末裔である国津神・大国主命も、再三の天津神から脅迫に負け、出雲国を中心とする領土をアマテラスの使いの神々に明け渡してしまう。この神話の舞台となった浜が今も島根にあるのだ。この浜辺に立ち、買収したい相手企業の攻略法を練るもよし、あるいは買収を仕掛けてきた相手に出雲大社で反撃の願掛けをするもよし!
アクセス
島根県出雲市大社町杵築北。一畑電鉄『出雲大社前』駅からバスで10分、『稲佐浜』で下車すぐ。
田村銀杏稲荷大明神(東京)
引責辞任
組織や秩序の維持のため詰め腹を切らされそうだ!
組織や体制・秩序を維持するために誰かが詰め腹を切る。これは武士の時代も、現代でも同様である。つまり、体のよいスケープゴート、人身御供なのだ。現代人の場合、引責辞任という形になるのであろうか。歴史上で引責辞任の代表的な例といえば、赤穂浪士の原因となった浅野内匠頭である。彼の場合は、松の廊下で吉良上野介に刃傷沙汰に及ぶといった不手際を引き起こしており、致し方ない部分もある。だが、もしも貴方が切腹に追い込まれそうになったら、サラリーマンの聖地・新橋で切腹して果てた浅野公に拝んでみるのもいいかもしれない。切腹の地には供養の碑が立ち、お稲荷さんが奉られている。そして銘菓・切腹最中が売られているのだ。
アクセス
東京都港区新橋4。都営三田線『御成門』駅から徒歩5分。JR・東京メトロ『新橋駅』から徒歩10分。
酒呑童子首塚(京都)
リストラ&首切り
リストラの対象となり、会社をクビにされそうだ!
平安時代、婦女子を浚い、金品奪う鬼の一団が大江山に篭っていた。酒呑童子という頭目を中心に茨木童子、金熊童子などで構成される凶悪な鬼の集団は、たびたび都を襲い、京都を震撼させた。これを憂いた帝は鬼神を退治するために、妖怪ハンターとして評判の豪傑・源頼光と配下の四天王を派遣。頼光は鬼神に近づくと『神変鬼毒酒』という鬼が飲むと毒に変じる酒を飲ませ、見事に酒呑童子一派を殲滅した。その後、京に鬼の首を持って凱旋する途中の老ノ坂で首が重くなり、動かすことができなくなった。仕方なくその場所で奉ったのが今の首塚である。静かに眠る鬼神は、今は会社の首切り対策にご利益のある神としてサラリーマンの人気を集めている。
アクセス
阪急京都線桂駅からバスで『老の坂』下車、徒歩10分。国道9号・老の坂トンネル入口手前の旧道を左へ。
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