なぜ江戸の市民は妖怪を殺しつづけたのか?【前編】
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なぜ箱根の山を越えると化け物はいないのか?
みなさんは江戸の妖怪、あるいは東京の妖怪というと、どんなものを連想されるであろうか。
私は以前、東京の妖怪について調べてみてくれ、という出版系の依頼があったので調べてみたことがある。江戸時代は文字文化が爛熟した時代であり、将軍家おひざ元の江戸の町について、事件や事故、芸能グルメ、町に住む人々の人情に関するものなど、おびただしい記録が残っている。
なかでも、江戸町奉行・勘定奉行を歴任した旗本、根岸鎮衛が記録した【耳嚢・みみぶくろ】は有名で、その多くは怪奇譚なのだが、読んでみておどろいた・・・(この続きはこちらから)
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