人間のような足跡は600万年以上前のものである可能性がある…
現在のクレタ島からは人類の祖先が残したとみられる足跡化石「トラキロスの足跡」が発見されている。だが、最新の研究の結果、この足跡がこれまで考えられていたよりもずっと古いものである可能性があるという。
「トラキロスの足跡」は、2002年に古生物学者のジェラルド・ギアリンスキーがクレタ島のトラキロス近くの海岸で発見したもので、地中海が一時的に干上がって堆積物が露出していた時代に初期の人類に近い種が残したものとこれまで考えられていた。
当初、この足跡は570万年前のものとされていたのだが、改めて年代測定を行ったところ実際にはさらに古い605万年前のものである可能性が示唆されたという・・・(この続きはこちらから)