エジソンと電流戦争を巻き起こした天才発明家「ニコラ・テスラ」
ニコラ・テスラは、オーストリア=ハンガリー二重帝国(現在のクロアチア共和国)に生まれた発明家である。
現代の電化生活を成り立たせている交流電機の実用化に成功したことで知られ、その直感的かつ未来的な着想に基づく数々の発明から天才と称された。
テスラの天才ぶりを示す人生は幼少期にまで遡り、わずか5歳で初めて発明をしたと言われている。20代半ばには、回転磁界の原理を発見したことで、最初の実用的な交流モーターを完成させた。1884年に渡米したステラは、そこで発明家トマス・エジソンと出会い、彼の助手となって電流の研究に携わっていった…(続く)