ヒトラーも追い求めたアジアの桃源郷?!地底都市「シャンバラ」とは
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地底に隠された文明が発展しており帝国や都市が存在している。そのような伝説がこれまで、まことしやかに囁かれてきた。実際、チベットにおいて古来より伝わるボン教をはじめとして、インドのヒンズー教、そして仏教においては、地底都市「シャンバラ」の存在が伝わっているという。
シャンバラは、仙人あるいは悟りを開いた者たちが暮らす理想郷と言われる地であるといわれている。前述したように、ボン教などでは古くから存在が語られてきたが、広く知られることになった要因は、近代神智学の創設者であるブラヴァツキー夫人の著作により言及されたところが大きいと言われている。
彼女が晩年、インドに神智学協会の本部を設け、シャンバラの探索隊を結成したことは有名である。こうした彼女の影響もあり、地底帝国ブームとも言えるものが欧米で広まることとなった…(続く)
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