デルタ株の感染爆発は新型コロナワクチンによる ADE=抗体依存性増強の影響!?

世界各国でワクチン摂取が進んでも、収束をみることなく次々と変異していく新型コロナウィルス。
「ワクチン先進国」で、世界最速最大のワクチン接種キャンペーンを展開したイスラエルも、今、世界最大規模のデルタ株に苛まれている。
イスラエルでは、他の先進国より早い段階で、昨年 12月からワクチン接種が始まり、現在では人口の約8割が二回のワクチン接種を終えている。
しかし、新規感染確認数、重傷者数、死者数いずれも増加中で、感染者数は過去最大だ。 そして、コロナ重症患者の95%がワクチンを接種した人たちで占められている。
デルタ株がそれだけ脅威的な感染力を持つということだが、果たして現在のワクチンがどれだけデルタ株や今後、更に変異していくと思われる新型コロナウィルスにどれだけ効果があるのだろうか。
以下、イスラエルでのワクチン接種開始から現在までの時系列の推移だ。
・2020年12月19日から、国民の大規模ワクチン接種が本格的に開始。
・2021年2月15日には二回目の接種を受けた人が国民の30%を超える。
・この頃から新たな感染者数が激減する。
・3月16日には二回目の接種を受けた人が国民の50%を超える。
・感染者数の減少は続き、5月31日に100万人あたりの感染者が2人を割り込む。
(※5月31日時点、イスラエルでのデルタ株の占める割合は9%)
・6月2日には、100万人あたりの感染者が1.5人という今年最低値に。
・6月22日には、コロナでの死者数がゼロを記録。
・その直後の6月下旬から新たな感染数が徐々に増え始める。
・7月3日には新たな感染数は最低値の20倍に。
(※7月14日時点、イスラエルでのデルタ株の占める割合は0%)
・7月26日には新たな感染数は最低値の150倍に。
・7月31日には、二回目の接種が50%を超えた 3月16日の感染数を超える。
・7月中旬から8月の現在まで、ほぼ一度も新たな感染数が減ることなく増加。
(※7月29日のイスラエルでのデルタ株の占める割合は99%)
・同時に入院患者数、重症患者も増加。
・8月6日、エルサレムの病院長が「重症患者の95%がワクチン接種者」と述べる…(続く)

