古代のランボルギーニ!ポンペイ遺跡で「ほぼ無傷」の四輪馬車発見
紀元前79年、古代ローマ時代、ローマの噴火に巻き込まれたポンペイの街は大量の火山灰や土砂に埋もれ、その姿を消した。しかし灰の中には当時の人々の暮らしや文化がそのまま眠ることとなり、今では歴史学・考古学的な発見の宝庫となっている。
そんなポンペイ遺跡から、かつて儀式用に用いられたと思われる馬車一輛が非常に保存状態のよい状況で発見されたという報告があった。
ポンペイ考古学公園の2月27日の発表によると、この四輪馬車はピレンタム(pilentum)と呼ばれていた、パレードやお祭りなどの特別な機会にのみ使用された特別なタイプの戦車だったとみられている。状態は非常に良好で、鉄の部品、美しい青銅やブリキの装飾や、ロープや花の装飾に至るまでほぼ無傷の状態で残されていたとのことだ・・・(続く)