人類の祖先は共食いをしていた?!145万年前の化石から切断痕を発見
スミソニアン国立自然史博物館の新しい研究は、人類の進化の暗く興味深い側面を明らかにしている。
人類の進化上の近縁種が、145万年以上前に共食いに走った可能性を示す最古の証拠が発見されたのだ。この発見は、我々の古代の祖先の行動を垣間見ることができ、彼らの食習慣の理解に挑戦するものでもある。
古人類学者ブリアナ・ポビナーはチームと共同で、ケニア北部で発見された145万年前の左スネの骨を調査した。この骨はホモ・サピエンスの近縁種のもので、9つのハッキリした切断痕があった。驚くべきことに、これらの痕跡は石器による損傷と完全に一致した。この発見は、現在では共食い行動の最も古い例として、高い確実性と特異性をもって知られている…(続く)