山形大学研究チーム、新たに168点のナスカの地上絵を発見

ペルー南部の高原ナスカには、今から約2000年前に描かれたとされている地上絵が多数存在している。
主に表層や小石などを取り除き、その下の白い層を露出させることによって描かれているもので図案はクモ、サル、ハチドリ、魚、トカゲなど様々。後期に作られたものの中には複雑なものや、一筆書きで構成されたものもある。大きさは様々だが、大きいものは差し渡し200メートルのものもあることが判明している。
そんなナスカの地上絵に関する研究の最先端を行くのが日本の山形大学の研究チームである。先日、山形大の坂井正人教授とペルーの考古学者ホルヘ・オラノ氏が共同で行った調査にて、なんと168点もの新たな地上絵を発見することに成功した…(続く)

