赤ちゃんの名前を “冥途の神”『ハーデス』 にしようとした親たちの仏国法廷闘争

読者の皆さんの中で、「悪魔ちゃん命名騒動」を覚えている方はいるだろうか・・・。
今から30年前の1993年8月、東京都昭島市役所に「悪魔」と名付けられた出生届が提出された。この命名を不適切であるとして、役所側が受理を拒否したため大きな騒動に発展。「親の命名権」に関する問題提起となる重要な審判例となった。
この騒動を想起させるような事例がフランスでも発生して注目を集めている。
先日、クリスティーナ・デスグレスとロドリゴ・ベラスケス夫妻が赤ちゃんの出生届けを提出。しかし、その名前が問題となって法廷で争うこととなっている・・・(つづく)

