日本最後の斬首刑者・高橋お伝、遺体さえもその数奇な運命に翻弄された…
今から140年前の明治12年(1879年)1月31日、「希代の毒婦」「悪女」と称される高橋お伝が処刑された。お伝は日本最後の斬首刑となったことで知られるが、死後様々な伝説を残している人物でもある。
高橋お伝(本名:でん)は明治9年(1876年)ハンセン病を患った夫を毒殺。その後、浅草の宿屋で古着商の後藤吉蔵をかみそりで殺害して金を盗むという、強盗1件殺人2件を起こした罪で捕まった(※夫殺害はお伝の仕業ではないという説もある)。
そして、明治12年に東京裁判所で死刑判決をうけ、江戸時代の死刑執行人・八代目山田浅右衛門の弟である山田吉亮により斬首刑に処されることになった・・・(この続きはこちらから)