NASAの火星ヘリコプター、パーシヴィアランス・ローバー着陸装置を発見、調査へ
先日、NASAは火星探査ヘリコプターのマーズ・インジェニュイティが捉えた奇妙な物体の写真を公開した。
赤茶けた火星の大地に、窓のある白いテントを思わせる物体が鎮座している。縁の部分は割れたりして壊れているようだ。まるで火星に墜落したUFOのようにも見えるが、この物体は昨年火星にに到着した際に脱落したパーシヴィアランス探査機の着陸装置の残骸だという。
この写真は先週、インジェニュイティの26回目の飛行中に撮影されたもので、運用1周年を迎えた記念にNASAのウェブサイトで公開されたものである。
火星の埃っぽい地表には探査機が火星の大気圏に突入する際にシールドとなる円錐形のバックシェルと、探査機が無事に着陸を競うためのパラシュート等が着陸地点に今も残されていた。バックシェルは衝突地点に部品の破片が散乱しているものの、危険な旅とそれを達成した技術の証として、ほぼ無傷で残されている…(続きはこちら)