ディアトロフ峠事件は「硝酸の霧」が原因だった!?研究者たちが新たな説を提唱
ロシアの研究者グループが、今なお謎多き『ディアトロフ峠事件』の原因が「極秘のロケット実験で発生した硝酸の霧」という新しい説を発表して注目を集めている。
この興味深い仮説は、ディアドロフ峠事件の発生から64周年を記念して先月開かれた記者会見で紹介されたと伝えられている。記者会見では、1959年の遭難者捜索に参加し、以来この事件を研究してきたウラジスラフ・カレリン氏が「ディアドロフ峠の悲劇は雪崩によって引き起こされた」と主張するロシア政府関係者や科学者の調査結果に疑問を呈し、興味深い仮説を述べた。
カレリン氏は、現場写真を確認すると雪から石が突き出ていたことを指摘、雪崩説を覆すと主張。更に、彼と彼の現地調査チームが「当時、現場付近の上空を舞う火の玉を目撃した」と証言したのである。「私たちのほかにも、この地域でそのような物体を観察した目撃者がいました。UFOは絶えず進行方向を変えていた」 とカレリン氏は当事を振り返って語っている…(続く)