聖徳太子から生涯愛され続けた花!?

かつて聖徳太子には愛する妻が4人もいたとされているが、中でも一番寵愛を受け続けたラッキーな女性がいた。3人目の妻にあたる膳部菩岐々美郎女(かしわでのほききみのいらつめ)である。彼女は朝廷での食関連の仕事に就いていた膳傾子(かしわでのかたぶこ)の娘であった。妃の中では一番身分が低かったが、一番子宝に恵まれた。
芹摘姫(せりつみひめ)とも呼ばれた彼女は、聖徳太子が推古天皇の元へ向かっている最中に川辺で芹を摘んでいたのが太子との出会いであった。病気の母のために脇目も振らず芹を摘む彼女の清らかさに、太子がぞっこんに惚れたわけであった・・・(この続きはこちらから)

