英雄不死伝説・プレスリーは生きている。

英雄不死伝説・プレスリーは生きている。

　英雄プレスリーは、1977年8月16日心臓麻痺でこの世を去った。マスコミは連日、ドーナツの食べすぎで死んだとか、恋人に暴力を振るっていたとか興味本位で書きたてた。彼自身がひどく肥満であったことは事実、その太りすぎが心臓に負担をかけたといえる。
プレスリーファンは、今も全米に多く、exciteニュースによると「現在、インタビューを行ったプレスリーファンの75%が『プレスリーは死亡したと信じている』と答えているが、25%が『今でもプレスリーの生存を信じている』 というのだ。日本でも美空ひばり、石原裕次郎のファンは今も多いが、生きていると信じている者はいない。プレスリーファンの特異性を感じる。なおこのプレスリー生存伝説は全米でベストセラーになったIs Elvis Aliveが発信源であるとされる。生存説のキーポイントは、マフィアから逃げたという設定である。現実に70年12月にプレスリーはニクソンから麻薬取締官のバッジもらっており、これがマフィアの怒りをかったとも言われている。また、奇妙なこともある。彼の墓石に刻まれたエルヴィスのミドルネームが間違えているのだ。正式には「Aron」であるのに、なぜか「Aaron」となっている。これは別人である証拠だと一部のエルビスファンは主張する。そして、FBIが保護する施設で余生を送っているというのだ。更に英国のブックメーカー『William Hill Plc』では、生きているプレスリーを発見した場合　３００万ドル支払う用意があるという。