神話の生物「火の鳥」が現代に目撃されている?!
火の鳥(フェニックス)とは、永遠の時を生き続けると言われる伝説上の鳥である。寿命を迎えると燃え盛る炎の中に身を投じ、そこから再生されて蘇ると言われており、このことから不死鳥という呼び名でも知られている。
原型は、古代エジプトの神話に登場する聖なる鳥ベンヌであると言われており、のちに古代ギリシアの歴史家ヘロドトスがアラビアに棲む鳥「フェニックス」として著書で紹介したのが最初だとされる。鷲に似た体型で金色と赤で彩られた羽を持つ鳥とされているが、時代を経てローマ・ギリシアの著述家によりその特徴は様々に変容しており、また、こうした姿の鳥の伝承は中国の鳳凰など類似したものが世界各地で確認されている。
神話あるいは伝承上の生物とされている火の鳥であるが、実際に目撃されたという事例がいくつも存在している。2018年、アメリカのイエローストーン近くにあるグランドティトン国立公園で、公園内に設置されたライブウェブカメラが、奇妙な鳥を捉えていた…(続く)